KPMG FASの中途採用事情

 

KPMG FASは、財務に関する専門的な助言をメインに事業を展開している会社で、主な内容は、各企業が持つ様々な経営課題の解決や企業価値向上を支援しています。

 

M&Aアドバイザリー(FA業務、バリュエーション、デューデリジェンス、ストラクチャリングアドバイス)、事業再生アドバイザリー、経営戦略コンサルティング、不正調査等を提供し、業務拡大を図っています。

 

最近の動向としては、マイクロソフト製品を基盤とした優れたソリューションやサービスを提供したパートナー企業を表彰するプログラム『マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2018』の受賞や、コンサルティングファームとして日本初となるモビリティの専門研究拠点として、『KPMGモビリティ研究所』を設立します。

 

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。KPMG FASへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

KPMG FASの中途採用求人の傾向

KPMG FASの公式ページで現在確認できる中途採用は下記の通りとなっております。

 

  • 会計士採用
  • 税務専門家採用
  • コンサルタント採用
  • 各法人別採用情報
  • 事務職員採用

 

<会計士採用>
東京、大阪、名古屋、横浜、高崎、静岡、新潟・長岡、北陸、富山、広島、福岡の各事務所での採用となり、それぞれに募集内容が違います。ここでは主に東京事務所の職種をまとめていますので、その他は公式ページを確認するようにしてください。

 

●東京事務所

  • 会計監査業務
  • 会計・経営管理コンサルタント
  • 次世代監査技術研究室
  • データ処理(SQL/ETL)エキスパート
  • データサイエンティスト
  • データ処理アシスタント
  • IT監査、IT関連アドバイザリー業務
  • 金融機関向けアドバイザリー
  • IPO・上場支援業務
  • 監査補助者(契約職員)
  • 金融事業部監査補助者

 

会計監査業務に関しては全ての事務所で共通の採用です。業務内容は、会計監査(金商法・会社法監査等)、その他監査関連業務となり、応募条件は、公認会計士 および 公認会計士論文式試験全科目合格者 またはUSCPA および USCPA試験全科目合格者都なっています。

 

<税務専門家採用>
国内・国際税務コンサルティング業務、税務申告書作成業務が主な内容で、応募資格としては、税務専門家(タックスコンサルタント)を目指す方、税理士、税理士試験科目合格者、公認会計士優遇となっております。なお、実務経験は不問です。

 

コンサルタントは、会計士採用、税務専門家採用に含まれており、各法人別採用情報は、
KPMGジャパンの7つのプロフェッショナルファームによる採用です。

 

求人情報の入手方法

KPMG FASの公式サイトには、採用情報ページが開設されており、そちらに募集要項が掲載されているので、詳細について確認することが出来ます。また、エントリーフォームが設置されているので、そちらから応募することも出来ます。
https://home.kpmg.com/jp/ja/home/careers.html

 

また、KPMG FASは、転職エージェント経由でも募集をかけており、こちらから、求人情報を入手することが出来ます。

 

情報量としては、転職エージェントのほうが多いので、KPMG FASの求人を探す時には、公式サイトと合わせて、転職エージェントにも、問い合わせておくことをオススメします。

 

財務、コンサルティング業界に強い転職エージェントであれば、まず、KPMG FASの求人を扱っています。このページの最後に、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

KPMG FASの社員の年収・給与制度について

KPMG FASに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

KPMG FASの社員年収

  • アソシエイト 28歳 年収700万円
  • アソシエイト 30歳 年収850万円
  • 財務コンサルタント 23歳 年収480万円
  • 財務コンサルタント 30歳 年収760万円
  • 財務コンサルタント 30歳 年収760万円
  • 財務コンサルタント 30歳 年収890万円
  • 財務コンサルタント 31歳 年収980万円
  • 財務コンサルタント 35歳 年収830万円
  • 財務コンサルタント 37歳 年収1060万円
  • 経営コンサルタント 33歳 年収760万円
  • 経営コンサルタント 40歳 年収1180万円
  • シニアコンサルタント 32歳 年収1200万円
  • マネージャー 35歳 年収1200万円
  • 経理財務 26歳 年収720万円
  • 経理財務 32歳 年収920万円
  • 経理財務 34歳 年収900万円
  • 経営管理 30歳 年収1000万円
  • アナリスト 30歳 年収860万円
  • アナリスト 30歳 年収1000万円
  • システム企画 25歳 年収810万円

 

KPMG FASの給与は年俸制で、賞与が年1回、昇給が年1回という形です。賞与は、おおよそ年俸の2割が支給され、それとは別に業績が良い期は、その期の成果報酬に反映されませんが、翌期の処遇、年俸に反映されます。また決算賞与が支給される場合もあります。

 

KPMG FASでの給与はポジションごとに決まっていますが、賞与に関してはパートナーに裁量があるため、マネージャーになっていない人も総合計ではマネージャーより高額に支給される場合があります。

 

手当として、交通費は1か月の定期代が通勤手当として毎月支給されます。福利厚生として、カフェテリアプラン制度、財形貯蓄制度、公認会計士企業年金基金があり、 社会保険は、健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険等が完備されており、退職金制度があります。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績をベースにして、年俸額が算出されることになりますが、交渉次第で、具体的な数字は変動するので、会社側からの提示額に満足出来ない時には、納得出来るまで、話し合うことをオススメします。

 

もし、こういった条件交渉を自分で行うのは、気が進まないということであれば、前述した転職エージェントに交渉を代行してもらうことをオススメします。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。

 

実際、何らかの上積みを勝ち取ってくれるケースが多いので、任せてしまって大丈夫です。(苦手な人が、自分で無理に何とかしようとするよりも、よほどうまくいきます。)

 

KPMG FASの評価制度について

アサインされた案件数、案件の難易度、貢献度によって総合的に評価されます。母体が会計事務所ですので、数値などのミスを少なくすることが重要となります。これが出来なければ、案件のアサインがされなくなり、社内での立場も厳しくなります。

 

エンゲージメントごとにチームメンバーが変わるので、エンゲージメントが終わるごとに評価が行われ、そのうえで一年を通して個々の評価が集計されることになります。評価は期間内にプロジェクトで一緒になった多数の上司から受けるので、不当な評価はなく、正当に評価されます。

 

チームメンバー、パートナーなどと良い関係を保ち、大きなミスもなく仕事が出来れば、問題なく評価されます。自分で案件を仕切る意欲が有れば、それを後押ししてくれる文化もあるため、各人モチベーションが高い傾向があります。

 

KPMG FASの教育制度・成長環境について

M&Aエクセキューション、バリュエーションの業務経験など着実に積み重ねることができ、
ファイナンスを軸にキャリアの幅は間違いなく広がります。事業会社の経営企画、事業開発、財務、プライベートエクイティ、起業準備など、幅広いキャリアアップを実現できます。

 

基本的にOJTを通して経験を積んでいくことになります。業務上必要なスキルや顧客の対応などは上司から指導を受ける形です。KPMG FASの環境はスキルの形成上、プラスになることはあってもマイナスにはなりません。

 

人数が多くなく、業界軸のチーム分類も強くないことから、様々な業界のプロジェクトにアサインしてもらえるため、コンサルタントとしての成長は高くなります。ただし中途採用中心の為、成長意欲が高いことが前提となります。

 

教育面に関しては、基本的に中途採用が中心ですから、これからスキルを付けるという風土は無く、既に自分が持っているもので勝負するという考えです。したがって、教育に関しては自分次第という風土です。自分で律して自分で勉強するといった考えが必要です。

 

ワークライフバランスについて

業界の特性上、繁忙期は当然のように長時間労働が続きます。繁閑の差が大きく、クライアントの提出期限間近ではそのような傾向です。月間の平均残業時間は、69.2時間と高くなっていますが、残業代に関しては、アソシエイトより裁量制となりますが、残業代は支給されます。

 

休日、休暇は、土・日、祝祭日、創立記念日、年末年始などで、年次有給休暇(初年度10日)、リフレッシュ休暇(年5日)、慶弔休暇、ボランティア活動休暇、裁判員休暇があります。有給休暇の取得率は、53.5%とまずまずです。基本的に有給休暇は取得しやすいのですが、プロジェクトが終わると別の案件が来るため休みがとれない状況が有るようです。

 

総じて、ワークライフバランスを最上位で考えるのであれば、KPMG FASは向いていないと言えるでしょう。

 

女性の働きやすさについて

昇進や仕事内容に関しては、女性だからといって差別を受けることは全くない会社です。完全に男性と同等な扱いになります。士業の世界では女性の構成比は高く、周囲の認識や理解も相当あります。

 

基本、女性が活躍できる環境であり、女性の専門性を尊重され、実力のある人は責任のある仕事も任せられる環境です。また報酬の水準に関しても他に類を見ない企業です。

 

育児支援制度に関しても整えられており、産休、育休など積極的に使っている人も多くいます。子供を理由とした在宅勤務や勤務時間も柔軟に対応できる点は女性にとって魅力的であると言えます。

 

KPMG FASの転職先としての価値

Big4の一つであるため、規模、業者、スキーム等、様々なエンゲージメントが存在することから、幅広い経験が積むことが出来ます。転職後、専門分野の知識、経験を深化させていく必要がありますが、転職者にとってその後のキャリアアップにプラスになります。したがってKPMG FASに向いている人というのは、それぞれの専門分野を追求していきたいと考えている人だと言えます。

 

もちろん、給与面でも高額ですし、業績も安定していますから、お金、安定といった面を考えている人も良好な会社と言えます。その反面、何か新しい事業分野を作ってみたいといったベンチャー気質の人は少しベクトルが違うと言えます。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、KPMG FASへの転職の判断を下すようにしてください。

KPMG FASの中途採用求人を扱う転職エージェント

最後に、KPMG FASの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。KPMG FAS以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

[jac-hosoku]