岡谷鋼機の中途採用事情

岡谷鋼機の中途採用事情

 

岡谷鋼機は、340年以上の歴史と実績を礎に、グローバルに活躍する独立系商社です。

 

大きな強みである『鉄』で基盤を培い、時代の変化に合わせた商社機能を発揮し 、機械・エレクトロニクス・化成品・食品など幅広く事業を行っています。

 

岡谷鋼機では2020年度をゴールとした新たな中期計画を策定し、付加価値と生産性を高めながら、2020年度までに売上高1兆円の達成、並びに2018年度までに海外取引比率35%の達成を実現すべく、積極的な事業活動を展開しています。

 

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。岡谷鋼機への転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

岡谷鋼機の中途採用求人の傾向

現在、岡谷鋼機では新卒を中心とした採用活動を行っているため、中途採用の職種は確認できません。時期は不確定ですが、過去、中途採用の募集も行われていますから、岡谷鋼機へ転職希望者は公式ページ、転職会社の情報を必ずチェックするようにしてください。

 

なお、岡谷鋼機では、総合職と事務契約社員という2つの区分で採用を行っており、営業、経理と限定した職種別での採用は行っていません。

 

部門は主に営業部門と管理部門に分かれ、営業部門には、鉄鋼、特殊鋼、非鉄金属、エレクトロニクス、メカトロ、化成品、配管住設、食品、建設の担当になり、管理部門には、人事、経理、審査、法務などが該当します。

 

求人情報の入手方法

岡谷鋼機では、公式サイト内に採用ページを用意しており、そちらのページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが可能です。
http://saiyo.okaya.co.jp/

 

また、過去、転職会社経由でも、募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。

 

どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を押さえているので、岡谷鋼機の求人を、他社の求人と比較したいという時には、便利です。

 

また、転職会社に一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合う求人が発生した時、その都度、自動的に通知してもらえるようになるので、岡谷鋼機のように、求人の発生時期が読めない会社での転職を狙う時には、情報源として使えます。(自分で探す手間が省けるので楽です。)

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

岡谷鋼機の社員の年収・給与制度について

岡谷鋼機に勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

岡谷鋼機の社員年収

  • 営業 25歳 年収600万円
  • 営業 26歳 年収600万円
  • 営業 28歳 年収650万円
  • 経営企画 24歳 年収450万円
  • 経営企画 25歳 年収450万円
  • 経営企画 24歳 年収450万円
  • 経理 25歳 年収290万円
  • 経理 27歳 年収400万円
  • 貿易 26歳 年収400万円
  • 法務 25歳 年収400万円
  • 法務 26歳 年収450万円
  • 人事 25歳 年収500万円
  • 人事 27歳 年収400万円

 

岡谷鋼機の給与体制は、月給制プラス年2回の賞与から成ります。昇給は年1回6月に行われます。昇給に関しては毎年確実にアップします。おおよその金額の目安として7500円になります。また基本給以外のも評価によって成果給が支払われます。

 

ただし管理職になると、年俸制となるため、中途採用の場合は、年俸制と考えても良いでしょう。総合職での給与は業界平均より高い水準です。

 

福利厚生に関しては、交通費全額支給、東京・国立、名古屋・鳴海、大阪・生駒に全室個室の独身寮があります。また、転勤者の為には社宅(借上)が利用できます。その他、各種部活、野球、スキー、バスケットボール、フットボールなどの同好会に参加が可能です。

 

手当として、地域ごとに地域手当があり、全拠点に食事手当もあります。保険は、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険等完備されています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を加味して、年俸が決まることになりますが、実質的には、交渉次第となっており、同じような実力を持つ人でも、会社側と、どんな話をするかによって、ベース給が変わってきます。

 

そのため、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望を伝えて、キチンと交渉することをオススメします。ここで、会社の意向を受け入れてしまうと、入社後、同僚との給与差が大きいことに気づき、後悔することになりかねないので、要注意です。

 

条件交渉が苦手という人は、前述した転職エージェントに代行を依頼してみてください。彼らはこの手の交渉経験が豊富なので、うまく話を進めてくれます。交渉ベタな人が、自分で強引に進めるよりも、よほどうまくいく可能性が高いので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

岡谷鋼機の評価制度について

岡谷鋼機の評価制度は、定期的な目標設定と振り返りの面談で行われます。具体的にはS,A,B,C,Dの5段階評価で行われ、上長の判断の元、決定されます。業績にも関係することからA以上を取るには、部署の売り上げ次第となります。

 

また岡谷鋼機での人事異動は社内公募制度、FA制度を導入しており、各社員の意思力によって決まります。岡谷鋼機の考え方は、各社員が自らビジネスを開拓することを目的にしていますので、意欲のある人は相応のポジションに付くことが出来ます。

 

岡谷鋼機の教育制度・成長環境について

商社ということから、仕入れと売りの両者のことを常に考えるため、若手の段階から全体間、バランス感がかなり身に付きます。また、海外との仕事、および海外駐在の機会に恵まれるため、ワールドワイドな仕事が出来る環境です。上司を説得出来れば、海外出張も比較的個人の裁量で行うことが出来ます。ただし結果は必ず求められます。

 

岡谷鋼機は他の商社と比較すると社員数は多いとは言えません。したがって若手の段階から多くの仕事を主担当として任せられる風土があり、やる気のある人は成長が早い職場です。

 

教育面に関しては、商社は『人』という考え方から、岡谷鋼機はかなり力を入れています。各種階層別研修、ビジネススキルアップ研修、経理、審査、貿易の実務研修など社員のニーズに応じて多彩な教育プログラムを組んでいます。

 

将来的には海外での勤務を視野に入れているため、語学研修(英会話、中国語、韓国語、タイ語)など、マンツーマン授業で、ライティング、リスニング、リーディング、ビジネス会話など受けられます。

 

業務遂行上必要な各種実務研修は必須で、 自身のスキルアップや将来を見すえた『キャリア形成研修』は毎年実施されます。

 

ワークライフバランスについて

残業に関しては、どの部署に所属しているかで大きく変わります。同じ営業職でも扱う商材によって業界習慣も業務内容も違うため、自分のペースで取り組めるところと、そうでない部署があります。全体的な月間の平均残業時間は25.8時間ですので、そう多くはありません。

 

休日休暇に関しては、完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始休暇、夏期休暇、創立記念日、慶弔休暇があります。営業職と管理部門では、管理部門の方が有給休暇は取りやすく、営業職は部署によって変わってきます。

 

会社としては、ワークライフバランスの取り組みを行っており、ここ1年ほど働き方改革に力を入れ、有給取得率アップを目指しています。現段階の有給休暇の取得率は56.6%になっています。

 

女性の働きやすさについて

女性の総合職の数はまだ少なく、これから会社の取り組み次第と言えます。現段階での女性の働く環境は男性女性関係なく仕事が与えられます。しかし、やはり岡谷鋼機での仕事はやはり男性が中心ということもあり、女性は事務職でサポートという立場が多いようです。

 

総合職の女性間では互いに相談、アドバイスし合える環境作りのためのメンター制度なども採り入れられ、今後が期待できます。

 

育児支援制度に関しては、産前産後休暇に加え、男性社員も取得できる育児休業、育児短時間勤務、育児フレックス勤務等、仕事と育児を両立できる職場環境が整えられています。制度を利用している女性も多く、こちらも今後が期待できます。

 

岡谷鋼機の転職先としての価値

岡谷鋼機の文化を一言で表すなら『堅実』という言葉ではないでしょうか? 古くからある大手とのビジネスを大事にしながら安定的に収益を上げています。

 

創業345年という歴史を持つ岡谷鋼機のビジネスは、各社員を大事にし、チームワークに重きを置く日本独特のスタイルです。

 

したがって、岡谷鋼機になじむという意味では、安定性を大事に考えている人が向いていると言えます。反面、革新的に仕事を勧めたいと思っている人は少しベクトルが変わってきます。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、岡谷鋼機への転職の判断を下すようにしてください。

岡谷鋼機の中途採用求人の取り扱い実績がある転職会社

最後に、岡谷鋼機の中途採用求人の取り扱い実績がある転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。岡谷鋼機以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。