三井不動産レジデンシャルの中途採用事情

 

日本最大手の不動産会社である、三井不動産グループの住宅分譲会社、三井不動産レジデンシャル。2005年に、三井不動産の子会社である、三井不動産販売(現、三井不動産リアルティ)の住宅販売部門から、会社分割される形で、設立されました。

 

中高層住宅事業、戸建住宅事業、賃貸住宅事業、海外住宅事業、販売受託事業の5つを事業の柱とし、「新三郷ららシティ」をはじめとする住宅地、及び、パークコート麻布十番ザ タワー、グローバルフロントタワー、KACHIDOKI THE TOWER などの大規模マンションの開発から販売・運営までを、一貫して自社で手掛けています。

 

資本金400億円、従業員数は1865名、住宅分譲戸数は5200戸を超えており、2013年には、新築分譲マンションの事業主別供給戸数ランキングで、首位に立つなど、安定した業績を挙げ続けています。

 

人材採用の動きについては、常に新しい人材を求めており、新卒・中途を問わず、様々な職種を対象に、求人を出しています。

 

このページでは、三井不動産レジデンシャルの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

三井不動産レジデンシャルの中途採用求人の傾向

三井不動産レジデンシャルの中途採用求人には、正社員と契約社員があり、それぞれ以下のような職種において、募集が行われています。

 

<正社員>

  • 総合職(営業、マーケティング、経理財務、経営企画、開発)
  • 技術職(建築設計、施行管理)

 

<契約社員>

  • クオリティマネジメント
  • クオリティエンジニア(建築・設備・設計・構造)
  • アフターサービス業務
  • カスタマーサービス
  • マンションコンシェルジュ
  • マンション管理組合運営スタッフ
  • 社宅管理運用進行スタッフ
  • 遠隔監視コールセンタースタッフ

 

学歴の募集要件として、正社員の場合は大卒以上、契約社員の場合は高卒以上、もしくは学歴不問となっています。また、マンション管理に関わる業務については、40代~50代の中高年層でも応募が可能となっており、年齢の間口も広いです。

 

一方、実務経験に関しては、ハードルがやや高めに設定されており、正社員、契約社員、共通で、該当業務に関する実務経験が必須となり、特に、正社員の場合、経験年数・職歴などに関して、厳しい条件が提示されるケースが多いです。

 

また、技術的な知識が必要となる職種においては、ゼネコンや不動産管理会社等における工事部門での実務経験や、一級建築士、一級施工管理技士などの資格を有することが、必須条件となっています。

 

求人情報の入手方法

三井不動産レジデンシャルは、公式サイト内に採用情報ページを開設しており、中途採用に関しても、こちらのページにおいて、募集中の求人の詳細について、確認することが出来ます。
https://www.mfr.co.jp/recruit/

 

また、三井不動産レジデンシャルは、転職エージェント経由でも人材募集をかけていますが、なかには公式サイト内では公開せず、転職エージェントでのみ、公開している求人もあります。

 

そのため、三井不動産レジデンシャルへの転職を目指す際には、公式サイトをチェックするだけでなく、あわせて転職エージェントにも、問い合わせたほうが賢明です。

 

このページの最後に、三井不動産レジデンシャルの中途採用求人の取扱実績がある転職エージェントをリストアップしておきますので、連絡を取ってみてください。

 

三井不動産レジデンシャルの社員の年収・給与制度について

三井不動産レジデンシャルに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 開発 30歳 年収650万円
  • 開発 35歳 年収800万円
  • 開発 40歳 年1200万円
  • 開発 45歳 年収1350万円
  • 営業 27歳 年収500万円
  • 営業 27歳 年収650万円
  • 営業 29歳 年収600万円
  • 営業 30歳 年収800万円
  • 営業 課長クラス 42歳 年収1000万円
  • 営業事務 29歳 年収600万円
  • 営業事務 33歳 年収800万円
  • マーケティング 30歳 年収700万円
  • マーケティング 主査 34歳 年収850万円
  • 経理財務 25歳 年収600万円
  • 経営企画 30歳 年収650万円

 

親会社である三井不動産の2/3程度の給与レベルとなり、親会社からの出向者だと、同じ業務量でも待遇が違うといった理由から、不満を感じている人もいるようですが、他のディベロッパーや一般企業と比べても、高い給与水準となっているため、全体的には、満足している社員が多いです。

 

基本給は、階級制度に基づいて決められており、若手から中堅までは、ほぼ横並びの年功序列ですが、30代後半で課長職待遇の職位に上がれるかどうかで、その後の収入が、大きく変わってきます。

 

賞与は年2回、支給されていますが、正社員の場合、年間4~5ヶ月ほど、契約社員の場合は、3ヶ月程度です。三井不動産レジデンシャルの場合、業績による賞与の変動はほとんどなく、毎年、ほぼ同額となるので、収入の安定性という点では、抜群です。

 

福利厚生に関しては、親会社同様の待遇のため、全体的に手厚くなっていますが、住宅関係の補助はあまりないため(自社物件を買う時にも、大幅な割引は受けられません)、持ち家は三井以外で買う人のほうが多いです。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用で入社する場合、給与額は本人のそれまでの経歴や実績などをもとに、決められることになりますが、この金額は、交渉次第で変わってくるという要素もあります。

 

そのため、会社側から提示された金額に不満を感じるようであれば、自分の希望額を伝えて、納得出来るまで、しっかりと話し合うようにしてください。

 

初任給というのは、その金額をベースに、昇給額・賞与額が決まるなど、後々まで付いて回ることになり、入社したいからといって、下手に妥協してしまうと、後悔することになりかねないため、要注意です。

 

もし、こういった条件交渉が苦手、あるいは、どう進めていいか分からないということであれば、前述した、転職エージェントに代行してもらうことを、オススメします。

 

彼らは転職のプロなので、この手の交渉経験が豊富ですし、交渉術にも長けているので、上手に話を進めてくれます。交渉下手な人が無理に話を進めるよりも、間違いなく良い結果につながるので、自分で何とかしようとせず、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

三井不動産レジデンシャルの評価制度について

三井不動産レジデンシャルでは、半期ごとに、360度評価と上司の評価にもとづいた、2段階で、人事査定が行われています。

 

前述のとおり、中堅層までは年功序列となり、階級や年齢による評価の最大値が決まっているので、優れた成績・成果を出したとしても、同僚を出し抜いて、昇進するといったようなことはありません。当然、賞与や給与に関しても、ほぼ横並びとなり、大きな差は生まれにくいです。

 

なお、昇進に関して補足すると、上級職のポジションは、親会社からの出向者で占められており、プロパー社員で出世していける人数は限られてきます。

 

そのため、中堅層になると、出世競争は一転して厳しいものとなり、若い時に、差が出ないからといって、油断していると、この段階で、これまで、仕事をこなしてきた同僚に負けることになります。

 

本気で昇進を狙うのであれば、日頃からの努力が重要となってくるので、評価いかんに関わらず、決して手を抜かないようにしてください。

 

なお、契約社員の場合、評価自体は、正社員と同じように行われていますが、評価による影響はほとんどなく、給与も変わらないと考えてください。

 

三井不動産レジデンシャルにおける成長環境について

三井不動産レジデンシャルの研修制度は、非常に充実しており、基本研修以外にも、希望すれば様々な研修プログラムを受講することが出来ます。

 

また、キャリアパスもしっかりと整っており、特に総合職の場合には、ジョブローテーションの仕組みが稼働していて、10年ほどの間に、開発から営業まで、様々な職種を経験出来るため、不動産業界において、仕事をこなすために必要なスキルを、総合的に身に付けることが出来ます。

 

そのうえ、やる気がある人間に対して、どんどん仕事を任せていく社風があり、年齢や就労年数も関係ないので、入社直後から、重要なプロジェクトを担当させてもらえるといったことが、普通に起こります。

 

こういった環境なので、前向きな姿勢があれば、幾らでも自分を成長させられる会社です。

 

なお、事務系の契約社員の場合、5年間が契約スパンとなっていますが、狭き門ではあるものの、3年目以降には、正社員登用試験を受けられるようになっているので、契約が終わる前に、正社員に切り替わるチャンスがあります。

 

ワークライフバランスについて

三井不動産レジデンシャルでは、近年、働き方改革の取り組みが積極的に行われており、残業が年々減っているほか、有休の取得も推奨されていて、休みやすくなっています。

 

特に、一般職や契約社員だと、自分の希望に合わせて、休めるケースが多く、繁忙期である期末を除けば、残業がほとんどないため、プライベートの時間を大切にしたいという人にも、まず満足出来る職場です。

 

一方、総合職、技術職だと、仕事量が多い部署も多く、特に営業だと、顧客対応のために、土日に出勤することはもちろん、有休を取っているような時にも、突発的に、仕事が発生することが珍しくありません。

 

ただし、こういった部署でも、基本的に自分の裁量で動けるので、スケジュールの調整はしやすいですし、やることさえやっていれば、上司からうるさく言われることはないので、働き方については、自由が効きやすいという魅力はあります。

 

女性の働きやすさについて

三井不動産レジデンシャルは、不動産ディベロッパーということもあり、男性社員が圧倒的に多く、女性社員の数は少なめで、管理職に就いている女性も、ほとんどいません。

 

ゼネコンなどと比べると、ディベロッパーは、女性が活躍している職種が多いものの、その反面、いまだに、体育会系のノリで、男性と同じような働き方を求められることも多く、激務に耐えるだけのタフさが必要になります。

 

そのため、給与面での見返りは大きいものの、仕事を継続していくのは、大変ですし、特に、小さな子供がいる人の場合、家庭や子育てとの両立というのは、かなり難しい問題となってきます。

 

(産休・育休といった制度は利用出来ますが、復帰した後は、何かフォローを受けられるわけではないので、独身時代、同様の働きぶりが必要となってきます。)

 

一方、事務職だと、仕事の量は一定していて、それほど忙しいわけではないですし、産休・育休も取りやすく、復帰後には、時短勤務で働くこと認められているため、育児や家庭との両立は問題なしです。

 

昇進は難しいので、キャリア志向の人に対して、オススメ出来る環境ではありませんが、逆に、キャリアには興味はなく、安定的に働ければいいという人にとっては、三井不動産レジデンシャルは、給与が良いこともあり、オススメです。

 

(それほど、仕事の量が多いわけではないので、マイペースで働けます。)

 

三井不動産レジデンシャルの転職先としての価値

ここまで、三井不動産レジデンシャルの就労環境について、お伝えしてきましたが、業界のなかでは、高給与の部類に入る会社ですし、労働環境も、それほど悪くはないので、候補の一つとして真剣に、転職を検討するだけの価値があります。

 

ただし、年功序列の色が濃いので、実力勝負の世界を好む人にとっては、ツマラナイと思いますし、男性中心の会社なので、女性だと働きづらさを感じてしまう部分が多いかもしれません。

 

その反面、同じ女性でも、事務職として、マイペースで働くのであれば、なかなか悪くないというふうに、三井不動産レジデンシャルの魅力度(会社との相性)は、人によって変わるというのが、正直なところです。

 

そのため、一概には、良い・悪いとは言えないので、このあたりは、自分自身の価値観と照らしあわせながら、判断を下すようにしてください。

 

下記に、三井不動産レジデンシャルの中途採用求人を扱う転職エージェントをリストアップしてありますが、彼らは社内事情に精通しているので、判断に迷うところがあれば、相談するのもアリです。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、エージェントは、様々な企業の求人情報を保有しているので、同業種・異業種を問わず、ほかの会社の求人を紹介してもらうのもオススメです。

 

自分が希望する条件を伝えれば、それらの条件を満たす求人を探し出してくれますし、そのなかには、三井不動産レジデンシャル以上に、魅力を感じる会社が存在しているかもしれないので、興味があれば、ぜひ、他社のことについても、話をしてみてください。

 

<三井不動産レジデンシャルの中途採用求人を扱っている転職エージェント>