日本オラクルの中途採用事情

 

リレーショナル・データベース管理システムである「Oracle Database」で、世界のデータベース市場におけるトップシェアを誇る米国のIT企業、オラクルコーポレーション。

 

その日本法人として、情報システム構築のためのソフトウェア製品、ハードウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育までの幅広い事業を展開しているのが、日本オラクル株式会社です。

 

東証一部上場企業であり、もちろん日本国内におけるリレーショナル・データベース管理ソフトウェア市場においても、20年以上連続で国内首位を占め続けている、業界のリーディング企業です。

 

近年は、「2020年までにNo. 1 Cloud Companyになることを目指す」として、サーバーやストレージ等のハードウェア、OS、ミドルウェア、アプリケーション等のラインナップを拡充しており、中でもカスタマー・エクスペリエンスやERPを中心としたSaaS事業に力を入れています。

 

このページでは、日本オラクル株式会社の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

日本オラクルの中途採用求人の傾向

日本オラクルでは、多くの中途採用の求人を行っていますが、営業職、およびコンサルタント職がそのほとんどを占めています。ただ、以下に例を挙げるように、なkにはアナリストや開発、法務などといった職種の募集も行われています。

 

<日本オラクルで、募集対象となる職種>

  • Consulting Solution Manager
  • Principal Consultant
  • Senior Sales Consultant
  • Applications Sales Representative
  • Implementation Consultant
  • Solution Specialist Snr Director
  • Applications Sales Representative
  • Senior Internet Sales Consultant
  • Sales Director
  • Consulting Project Technical Manage
  • Telesales Business Development Representative
  • Cloud Education Sales Representative
  • Client Success Specialist
  • Systems Analyst
  • Software Developer
  • Legal Counsel

 

応募要件は、職種が違えば異なるのは当然のことながら、同じような職種であっても,
掲載先のページによって若干異なる記載がされていることもありますので、個別にしっかりと確認してください。

 

各職種の共通点としては、いずれの職種においても、3~5年以上の社会人経験と、ある程度の専門知識を所有していることが挙げられます。

 

特に、ある程度の年齢に達している人であれば、仮にオラクル製品の知識はなかったとしても、データベースやクラウド関連の知識がないと、後々厳しくなる可能性が高いので、要注意です。

 

求人情報の入手方法

日本オラクルの公式サイト内には、中途採用希望者向けの専用ページが用意されており、こちらのページで、募集が行われている求人の一覧・詳細を確認することが出来ます。
https://www.oracle.com/jp/corporate/careers/professional-development.html

 

ただ、上記のページは全世界で共通の求人ページのため、日本国内向けの求人を探すのは手間がかかりますし、求人情報の中には募集要項が英語のみのものも含まれていますので、応募要件の確認なども難しくなります。

 

また、応募要件もざっくりしたものが多いので、本当に自分が応募可能なものか、判断に迷う可能性もあります。

 

そのため、日本オラクルの求人を探す場合には、転職会社にもあわせて確認することをオススメします。転職会社であれば、日本オラクルが求める、より具体的な人物像などの情報を詳細に持っているので、応募要件なども確認しやすいです。

 

また、日本オラクルは、外資系企業のため、給与体系から会社の風土まで、国内企業と大きく異なりますが、転職会社であれば、日本オラクルの社内事情にも精通していますので、応募前にそういった細かい背景について教えてもらったり、相談したりすることも可能です。

 

このページの最後に、日本オラクルの中途採用求人を取り扱った実績のある転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

日本オラクルの社員の年収・給与制度について

日本オラクルに勤務する社員の年収例を、職種別に挙げると、以下のようになります。

 

  • 営業 35歳 年収900万円
  • 営業 37歳 年収1800万円
  • 営業 38歳 年収1000万円
  • 営業 38歳 年収950万円
  • 営業 42歳 年収1050万円
  • 営業 マネージャー 40歳 年収1450万円
  • 営業 マネージャー 48歳 年収2300万円
  • コンサルタント 29歳 年収600万円
  • コンサルタント 30歳 年収700万円
  • コンサルタント 34歳 年収900万円
  • コンサルタント 37歳 年収800万円
  • コンサルタント マネージャー 37歳 年収1400万円
  • コンサルタント 課長 40歳 年収850万円
  • SE 30歳 年収500万円
  • テクニカルサポートエンジニア 30歳 年収600万円
  • カスタマーサポート 30歳 年収600万円
  • カスタマーサポート 35歳 年収700万円
  • カスタマーサポート 45歳 年収1300万円
  • カスタマーサポート シニアマネージャー 40歳 年収1000万円
  • カスタマーサポート マネージャー 50歳 年収1000万円
  • 人事 31歳 年収600万円
  • 人事 40歳 年収700万円前後
  • 経営企画 34歳 年収800万円
  • 経営企画 35歳 年収800万円
  • 経理財務 37歳 年収850万円
  • 経理財務 27歳 年収500万円
  • 経理財務 40歳 年収750万円
  • 経理財務 マネージャー 45歳 年収900万円

 

日本オラクルは、外資系の企業だけあって、年収レベルは全体的に高く、平均年収は約1030万円に達します。

 

給与は年俸制で、基本給はグレードクラスによって決定されますが、定期昇給はないため、昇進しない限りは、ベースアップはほぼありません。そのため、新卒で入社した場合は、なかなか給与が上がらず、同年代の中途入社社員のほうが年収は高いというケースが多く見られます。

 

また、グレードが上がっていくと、給与が大きく跳ね上がるタイミングがありますが、そのレベルに達するには、約10年はかかりますので、たとえ大きな成果を上げたからといって、若手のうちから一気に基本給が上がるようなこともありません。

 

基本給のほかには、インセンティブボーナスが、年4回支給されますが、基本給に対するインセンティブの割合は、職種によって大きく異なります。営業の場合は「ベース:インセンティブ」がおおよそ「6:4」、コンサルタントは「8:2」といった感じです。

 

そのため、職種変更などで、固定給とインセンティブの割合が変わると、トータルの給与も大きく変化しますので、入社後に異動をする場合には、十分な注意が必要です。

 

また、インセンティブは部署全体の業績に応じて変化しますので、たとえ個人で大きく評価されるだけの業績を残しても、全体の業績とのタイミングが合わないと、給与増にはつながりにくい、といった傾向もあります。

 

なお、福利厚生は、外資系としては非常に充実しており、確定拠出年金制度、総合福祉団体定期保険、団体長期障害所得補償保険、カフェテリアプラン(キャリア形成支援、健康保持支援)、財形貯蓄制度、社員持株会制度、在宅勤務制度、ダイバーシティ制度、各種クラブ活動補助などがあります。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途で入社する時には、前職までの経歴・実績を加味して、給与額が決まることになります。ただ、日本オラクルは外資系のため、交渉次第でこの数字が大きく変わるケースが多いので、会社から提示される金額に満足出来ない時には、納得がいくまで、話し合ってください。

 

前述のように、日本オラクルは定期昇給というものはないため、ここで中途半端に妥協してしまうと、入社した後に後悔し続ける羽目になってしまうので、要注意です。

 

それほど重要な給与交渉ですが、こういった条件交渉をうまく進められる自信がないという場合には、前述した転職会社に交渉代行をしてもらうことをオススメします。彼らは転職のプロなので、あなたの希望する条件に近づくように、うまく交渉してくれます。

 

100%希望通りの条件を満たすのは難しいのですが、何らかの上積みを勝ち取ってもらえる可能性は非常に高いです。交渉事が苦手な人の場合、ストレスから解放されるというメリットもあるので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

日本オラクルの評価制度について

日本オラクルでは、きちんとした評価制度はあるものの、定期的なフィードバックなどをはじめとした、評価制度の適切な運用自体がすべての部署で正しくなされている状況ではありません。

 

そのため、何が上司に評価されているのか、また今後どのように自分を改善していくべきかがわからない、と感じている人も多いです。

 

昇格に関しては、若手のうちはどの部門であっても、普通に仕事をしていればある程度評価され、ランクアップもしていきます。しかし、ある一定のランク以上は、よほどの好成績を上げないと、ランクアップするのが難しくなります。

 

また、昇格と昇級は同一ではないため、成果がすべてである営業職を除き、評価が給与に反映しにくいです。そして、昇給は、結果の数字と今後の成長性をもとに、上司に会社と交渉してもらう形になっているため、上司とのコミュニケーションが非常に重要になります。

 

なお、営業の場合は、基本給に関しては他の業種と同様に一気に上がることはないものの、インセンティブが青天井のため、前述の年収例にも見られるとおり、結果が良ければ多額の報酬を得ることが可能です。

 

日本オラクルにおける成長環境について

日本オラクルは、社員教育に非常に力を入れており、中途採用者に対しても、5年間の研修プログラムを用意しています。

 

これには、集合研修、OJT、Eラーニングが含まれますが、その他にも各種セミナーや社内勉強会、内部や外部講師によるセミナーも頻繁に開催されており、比較的自由に参加することが可能なため、スキルアップできる機会は多いです。

 

実務を通しての成長という面では、企業の知名度と製品価値自体が高いこともあり、若手のころから、顧客である大企業で規模の大きな案件に携わる機会を持てます。また、仕事における裁量の範囲も広く、自ら案件を考え、リードしていくことができるため、得られる経験も大きいです。

 

キャリアに関しては、多くの日本企業のように、会社の人事が異動を決定して、能力開発をするような文化はありません。

 

ただ、自ら異動を希望する部署のマネージャーにアプローチし、了承を得られれば、異動が可能な仕組みになっているため、自分自身にキャリアのビジョンさえしっかりあれば、逆にキャリア形成はしやすい環境です。

 

ワークライフバランスについて

部署にもよりますが、日本オラクルは、基本的にワークライフバランスは取りやすい企業です。

 

会社はフリーアドレス制で固定席がなく、毎日決まった時間に決まった場所に行くという概念がありません。また、フレックスタイム制度や、ワークアットホームといったリモートワークを会社側が推進しているため、顧客訪問後に会社に戻ってくることを義務付けられることもありません。

 

有休についても取得しやすく、マネージャーも部下に対して、積極的に休みを取るように指導しているため、自己都合で休むことに対してもほぼ確実に承認してもらえます。

 

このように、やることをやってさえいれば自由に仕事をできる風土があるため、一週間の長期休暇や、夏季休暇や年末年始を長めに取得している人も多いです。

 

ただ、外資系のため、海外チームとの電話会議が深夜に発生するケースもありますし、営業の場合、土日や深夜を問わず、メールや電話連絡がくることもあるため、休日でも仕事のことが頭から離れにくいといった面はあります。

 

なお、日本オラクルでは、副業が認められているため、一般的な副業のほか、学会に出て発表したり、イベント運営をしたりするなど、社内業務以外に自分のフィールドを持っている社員も多いです。

 

女性の働きやすさについて

日本オラクルは、ダイバーシティを大切にする文化が根付いており、女性だからという理由で、区別や差別をされることは一切ありません。もちろん、セクハラ等を起こした場合は、問答無用で解雇されます。

 

また、企業全体で、女性の働きやすさに対して、積極的に新しい考えを取り入れているため、マネジメント層にも女性としての生き方を尊重してくれる人が多いです。

 

家庭と仕事の両立の面でも、フレックス勤務や在宅ワークが可能なため、場所や時間を問わずに、責任をもって仕事を遂行しようとする姿勢があれば、十分にパフォーマンスを発揮でます。

 

実際に、産休や育休後に復職している女性社員は非常に多く、逆に寿退社志望の女性は少ないくらいです。

 

また、復職後はバックオフィスやインサイドセールス職といった、より穏やかで、仕事を調整しやすい部署に異動することも可能なため、家庭を持つ女性にとっては非常によい職場と言えます。

 

日本オラクルの転職先としての価値

ここまで、日本オラクルの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、この会社の特徴を挙げると、その人次第で、価値が大きく変わってくる職場と言えます。

 

社員の給与水準は高いうえ、インセンティブが高額なので、自分の努力次第で、収入を伸ばす余地が多い反面、昇進については、実力勝負という一面はありつつも、年齢、勤続年数や、上司との関係性などが関わってくるので、不透明な要素も多いです。

 

そのため、状況によっては、結果を出しているのに、それがポジションに反映されないと、不満を覚えてしまうかもしれません。

 

でも、繰り返しになりますが、給与は、実績に応じて上がりますし、自分からアピールすれば、希望する業務に就けるので、自分が考えるキャリア像に見合った経験が出来る職場です。

 

そういった意味では、自分を成長させられる会社なので、ポジションに不満があるのであれば、この会社で、実力を磨いて、それを武器に、他社へ転職するという選択肢もあります。

 

幸い、日本オラクルは社内教育制度が充実している会社でもあり、スキル、知識を効率的に習得出来るので、ここもキャリアアップを考えるうえでは有利です。

 

もちろん、この会社でキャリアを追求することも出来ますし、自分の責任を果たしていれば、自由に休みを取れる会社であり、充実したオフの時間を過ごしながら、仕事にも一生懸命取り組むといったことも出来るので、なかなかやり甲斐がある職場だと思います。

 

ただし、こういったことは、あくまでも自分が主体的に動いてのことです。日本オラクルは、自由度の高い会社なので、自分の好きなように働きやすいのですが、逆に、自分から動かない人に対して、会社が何かフォローしてくれるといったことはありません。

 

ですから、他人から指示されないと動けないといったタイプの人だと、せっかくの環境を活かせないと思います。

 

(こういった人でも働ける会社ではありますが、人事評価が高くなることはないでしょうし、仕事の割り振りなどで、人気のない仕事が回ってくるなど、割を食うことがあると思います。)

 

もちろん、それでも給与は他社と比較しても高額ですし、社内の評価を気にせず、粛々と働くという考え方もアリです。

 

このあたりは、あなた自身の価値観次第となってきますが、いずれにしても、日本オラクルは転職を目指すだけの価値が十分にある会社なので、気になるようであれば、真剣に検討することをオススメします。

 

なお、下記に、日本オラクルの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、判断に迷う部分があれば、相談してみてください。客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を押さえているので、他社のことについて、話を聞いてみるのもオススメです。

 

複数の求人を比較することで、はじめて見えてくることは多いですし、日本オラクル以上に、自分に合う会社が出てくるかもしれないので、興味があれば、ぜひ、ほかの会社の求人も紹介してもらってください。

 

<日本オラクルの中途採用求人を扱っている転職会社>