スバルの中途採用事情

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インプレッサ、レガシィ、フォレスターなど、様々な人気車種を持つ自動車メーカー、スバル。航空機・エンジンメーカーとして、1917年に設立された中島飛行機を前身に持ち、1953年からは社名を富士重工業に改名、日本を代表する自動車メーカーとして、活躍してきました。

 

※補足
2017年4月1日に、自動車のブランド名として広く浸透していた「SUBARU」に商号を変更しましたが、このページでは、『スバル』として記載していきます。

 

スバルは、2011年頃までは、国内自動車メーカーとしては売上が最下位にありましたが、軽自動車から撤退を行って以降、徐々に成長を加速、2013年にはマツダやスズキと同規模にまで、成長しました。

 

さらに、営業利益高においては、マツダやスズキをはるかに上回っており、利益率だけを見ると、トヨタ・ホンダ・日産のビックスリーをも超える高い業績を上げている優良企業です。

 

以前は、発動機、農業機械、建設機械など、各種機械機具の製造販売事業も手掛けていましたが、2017年10月1日以降はヤマハ発動機に技術資産を譲渡、現在は自動車・自動車部品、および航空機、宇宙関連機器の製造・販売事業に経営資源を集中しています。

 

そのため、組織の改編を積極的に進めており、それに伴い、人材採用が活発化しています。このページでは、スバルの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

スバルの中途採用求人の傾向

スバルでは、中途採用希望者向けの専用サイトを用意しており、こちらのサイトから、募集がかかっている求人の一覧・詳細について、確認することが出来ます。
https://www.subaru.co.jp/recruit/

 

スバルで募集が行われている職種としては、自動車の先行技術研究開発、各種設計、認証業務推進担当、航空機の生産技術、航空機開発における業務管理、事務系総合職、営業・マーケティングなどが挙げられます。

 

また、上記の職種と比べると、募集頻度は低くなりますが、施設設計管理、現場施工監理、品質保証、設計開発、工場電気技術者、材料研究開発、内装・外装設計、車両評価・実験担当といった職種においても、求人が発生することがあります。

 

応募条件については、中途採用に関しては、該当業務に関する実務経験を有することが、基本的には必須条件となりますが、具体的な経験年数、経験内容については、求人ごとに細部が異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

なお、スバルは年功序列が基本になっているため、中途採用者は新卒者に比べて、昇給・昇格などにおいて、不利な面がありますが、前職の給与額や、それまでの経歴が考慮されるので、面接の際にしっかり自分をアピールしつつ、自分の要望を伝えて、交渉するようにしてください。

 

ここで、妥協してしまうと、入社後、後悔することになるので、要注意です。こういった交渉が苦手という人は、転職会社に代行してもらうことをオススメします。彼らはプロなので、交渉術に長けていますし、スバルの社内事情についても、把握しているので、上手に話を進めてくれます。

 

交渉ベタの人が自分で進めるよりも、よほどうまくいく可能性が高いので、遠慮せずにサポートを依頼してしまってください。(入社時の年収が高ければ、転職会社に入る仲介料も多くなるので、キチンとフォローしてくれます。)

 

ただし、転職会社が請け負うのは、あくまでも自社で保有する求人案件に関してのみです。そのため、スバルの求人を扱っている転職会社を探し出す必要がありますが、幸い、スバルは中途採用に関しては、転職会社を利用するケースが多いです。

 

大手の転職会社数社に問い合わせれば、求人を扱っている会社が出てくるので、心配なしです。このページの最後に、スバルの中途採用求人の取扱実績がある転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

スバルの社員の年収・給与制度について

スバルに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。(参考までに、年齢を記載しておきます。)

 

  • 製造 25歳 男性 年収 400万円
  • 欧州営業部 、マーケティング 26歳 男性 年収 550万円
  • 開発 26歳 男性 年収 500万円
  • 資材調達・管理 28歳 男性 年収 500万円
  • 海外営業 29歳 男性 年収 500万円
  • 開発 30歳 男性 主任 年収 600万円
  • 経理財務 30歳 男性 年収 600万円
  • 技術開発マネージャー(係長クラス) 30歳 男性 年収 650~700万円
  • 開発 30代前半 男性 年収 570~630万円
  • 設計 30代 男性 年収 600~650万円
  • 開発 36歳 男性 年収 550万円
  • 開発 36歳 男性 係長クラス 年収 650万円
  • 営業企画 38歳 男性 年収 780万円
  • 設計 45歳 男性 年収 650~700万円

 

スバル自体は自動車メーカーとしては中堅どころのため、給与レベルは業界大手メーカーの年収から若干割り引かれて決められている印象です。昇給は年1回行われますが、職位が上がることによる昇給額のほうが大きくなります。

 

昇格に関しては、主任クラスまでは、ほぼ横並びで、最短2年で次の職位に上がることが出来ますが、主任以上になると能力差が大きく影響してきます。また、課長クラス以上になると、昇給幅はかなり大きくなります。

 

ボーナスは年2回、支給額は基本6か月分程度が一つの目安となります。労働組合が安定性を重視している傾向があるため、業績が上がったとしても、大きく増加することはありせんが、逆に少しぐらい、業績が悪化したからといって、下がることもありません。

 

こういったことを含めると、スバルの給与水準はなかなか悪くないと言えます。なお、他のメーカーと同じように、退職金制度が設けられていますが、スバルの場合、注意点が一つあります。

 

それは、自己都合による中途退職の場合、退職金が大幅に減額されるということです。その幅は9割前後と非常に大きく、場合によっては数百万円にも及ぶので、退職を検討する際には、この点を考慮したうえで、判断するようにしてください。

 

スバルの評価制度について

スバルでは、目標管理制度に基づいて、人事評価が行われるようになっています。期初に設定した目標の達成度合いについて、期末に自己評価を行い、かつ、そこに上司や部下からの評価が加えられ、それらの評価を土台に、人事部が最終的な評価を行う形となっています。

 

ただし、基本的に年功序列の考えが優先されているため、評価は昇給や昇格にあまり影響していないのが現状です。また、若いうちは学歴が重視される傾向にあり、年次を重ねるごとに、当人の実力が影響するようになります。

 

昇格に関しては、係長クラスから試験があり、その壁を乗り越えられない人が増えてくるので、職位が上がるごとに、キャリアアップの難易度が高くなってきます。

 

成長環境について

スバルは大手メーカーと比べると規模が小さいため、一人一人に要求される仕事の幅が広く、同業他社と比較すると、業務全体に対する技能や知識が深まりやすいです。また、若くから責任のある仕事を任されるので、成長のスピードも速いと言えます。

 

教育面では、基礎的な学習体制が充実しているほか、自動車部門においては、現場をよく知るための工場実習が行われます。(研修期間は長く、じっくり学ぶことになります。)

 

現場に出てからはOJTが中心となりますが、手とり足とり教えてもらえるような雰囲気はなく、自分自身で積極的に学んでいく姿勢が重要になります。

 

キャリアプランについては、年に1回、異動の希望についてヒアリングシートを提出する仕組みが出来ていますが、それほど優先的に希望を聞いてもらえるようなことはないので、あまりアテにはならないようです。

 

ワークライフバランスについて

ワークライフバランスの取りやすさについては、スバルの場合、部署によって大きく変わります。会社全体として見た場合には、フレックス制度や半休の制度があり、月1回以上の有休消化が推奨されています。

 

また、週2回ノー残業デーが設定されているうえ、遅くなる場合でも、22時には帰宅するよう指示されているため、多くの部署において、プライベートとのバランスが取りやすい状況にあります。

 

一方、設計開発・生産技術など、一部の部署においては、仕事が非常にハードで、平日は遅くまで残業、土日にも出勤や勉強会などが行われているのも現状です。技術系の仕事に関しては、この傾向があるので、スバルへ転職するのであれば、覚悟しておいたほうがいいです。

 

女性の働きやすさについて

スバルは、自動車や航空機など、元々、男性が主体となる業界の企業ということもあり、女性社員比率が低い会社です。(特に、総合職や技術職は、女性社員の数が少ないです。)

 

女性を積極的に登用していこうという雰囲気も、それほど強くはないため、管理職に就いている女性は手で数えられる程度にとどまっており、女性がどんどんキャリアを目指していけるような環境ではありません。

 

一方、一般的な事務職においては、産休・育休の取得者が多く、産休明けでも時短勤務で仕事を続ける人が多いなど、職場復帰に対しても配慮があるため、特に出世を望まなければ、安定して長く務めることができます。

 

スバルの転職先としての価値

ここまでスバルの就労環境について、複数の角度から、お伝えしてきました。そこから受ける印象=スバルの評価は、人それぞれだと思いますが、注意点としては、冒頭でも触れたように、スバルは社名を変更して、事業戦略の変換に取り組んでいる企業です。

 

そのため、就労環境についても、今後、大きく変化する可能性があります。特に、年功序列型の従来の日系メーカーの場合、グローバルでの競争に対応するために、成果主義へシフトするケースが多いので、評価制度については、注視する必要があります。

 

スバルへの転職を検討する際には、最新の状況を把握したうえで、判断することをオススメします。下記に、スバルの中途採用求人の取り扱い実績が豊富な転職会社をリストアップしておきますが、彼らに問い合わせれば、社内事情について、色々と教えてくれるはずです。

 

また、転職会社からは、転職の判断に関してアドバイスを受ける、他社の求人を紹介してもらうといったことも出来ます。転職先を決める際には、なかなか頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

<スバルの中途採用求人の取り扱い実績が豊富な転職会社>