不動産の英語転職案件

不動産関連の仕事で英語力が必要となる職場となると、大きく3つの方向性に分かれます。一つは投資会社・不動産ファンドや収益不動産の購入・売却、または不動産投資に関するコンサルティングといった金融関係、二つ目は賃貸物件の管理や新規物件の開発を行う不動産デベロッパー。

 

不動産関連の英語転職案件

 

そして三つ目は自社店舗の出店や賃貸契約交渉を担当する外資消費財メーカー・ラグジュアリブランドのテナント管理職です。

 

(いずれもビジネスレベルの英語力が必須となります。)

 

このように不動産と一口にいっても、業種・実務内容の幅が広いので、自分の希望に合ったものをジックリと見極める必要があります。

 

そのためには、転職のプロである転職エージェントのアドバイスを受けることも有益な方法となります。下記のエージェントであれば不動産絡みの求人案件に精通しているので、相談すればアドバイスをもらうことが出来ます。ぜひ、一度問い合わせてみてください。

 

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を記入しないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。特に現在の年収が750万円を超える人の場合、より好条件の求人を同時に複数紹介してもらえる可能性が大です。

 


年収1000万円レベルのハイクラス求人専門の転職エージェント。外資系企業、日系グローバル企業からの求人案件の取り扱いに力を入れているため、英語、中国など、語学に堪能な人材を募集する求人案件を、幅広く扱っています。

 

不動産関連の求人だと、主に、コンサルティング会社、ソフトウエア開発会社、アセットマネジメント、デベロッパー、建築会社、不動産金融会社といった企業からの求人案件を保有しています。

 

職種としては、不動産企画・開発、会計コンサルタント、システムコンサルタント、法務、リスク管理、営業(法人・個人)、マーケティングなどが、主要どころとなります。

 

いずれの求人に関しても、即戦力の人材が求められているので、該当業務に関する経験が豊富で、専門知識を有していることが、絶対的な応募条件となります。

 

一方、海外勤務経験や語学力の有無については、求人ごとに要求レベルが異なります。なかには、海外経験不問、読み書きレベル程度で十分というケースもありますし、実務スキルが高ければ、英語が出来なくても採用するとしている企業も少なくありません。

 

そのため、英語が苦手という人にもチャンスがあるので、興味がある求人が見つかったら、ぜひ問い合わせてみてください。

 

JACリクルートメント

日系グローバル企業、外資企業専門の転職エージェント。金融業界の案件を得意として不動産関連の職種を多数扱っています。

 

英語力が求められる案件だと、不動産デベロッパーの営業職、不動産流動化・証券化、海外における不動産開発事業を手掛ける金融サービス企業からの法人営業、物流、倉庫不動産物件に関するリーシング業務及びコンサルティング業務といったものが中心となります。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。

 

リクルートエージェント

国内最大手の転職エージェント。あらゆる業種・職種の案件を扱っています。英語が得意な人材の転職支援を得意としているので、相談先としては最適です。

 

不動産関連で、英語力が求められる案件となると、下記のような求人が多くなっています。

 

  • 不動産投資の営業(外国人投資家向けの営業が含まれている)
  • オフィスビル管理会社(外資テナントの管理も担当するため、英語力が必須)
  • レンタルオフィス運営会社の営業スタッフ、営業マネージャー(英語による社内レポート作成が必須業務のため、ビジネスレベルの英語力が必要)
  • 収益不動産の購入・売却業務(投資不動産の物件調査・調達・契約・決済・売却)
  • 都市開発・マンション事業用地の情報収集・仕入・調査、プロジェクト推進、デベロッパー営業
  • 外資企業従業員向けコールセンター業務(外国人顧客に対する入退去に関する説明、日本独自の不動産賃貸の慣習の説明、契約に関する説明などを行う業務)

 

※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。

 

そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。

 

なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。

 

特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)

 

コトラ

金融業界、コンサルティング業界専門の転職エージェント。

 

ホテル開発・売買・リノベーション・M&Aに関するアドバイザリー、不動産投資会社のコンプライアンス業務担当、財務担当、ファンド管理業務、大手FASの不動産関連アドバイザリー、J-REIT運用会社のコンプライアンス業務といった職種で、高い英語力を持つ人材を募集する案件を多数保有しています。

 

アージスジャパン

外資系企業専門の転職エージェント。消費財業界の求人案件を得意としており、ラグジュアリーブランドのリアルエステートマネージャー(不動産情報の収集、競合他社出店・閉店情報収集、物件の賃貸契約交渉、物件精査、物件のセキュリティ管理)を募集する案件を扱っています。

 

マイケルペイジ

外資系企業専門の転職エージェント。不動産投資アナリスト、ETFプロバイダーの営業職、アセットマネージャーといった不動産投資関連の求人案件を多数保有しています。

 

また、消費財メーカーのテナント管理(新店舗出店用の不動産情報収集、既存テナントの管理・賃貸契約交渉等)を担当する人材を募集する案件も扱っています。

 

クリエイトインターナショナル

不動産業界の求人案件に強い転職エージェント。英語力が求められる職種としては、不動産、ホテル業界の財務アドバイザリー、M&Aコンサルタント、企業再編コンサルタント、マンション販売や商業施設のプロモーションを行う広告代理店といった案件を扱っています。

 

スキルハウス

ITエンジニアの転職支援に特化しているエージェント。グローバル展開している外資不動産関連企業からのエンジニア募集案件を多数扱っています。システムエンジニア、フィールドエンジニアといった職種で求人が多くなっています。

 

海外開発チームとの連携が必須となるため、ビジネスレベルの英語力を持つ人材が求められています。