東洋ビジネスエンジニアリングの中途採用事情

東洋ビジネスエンジニアリングの中途採用事情

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社は、大手・中堅企業向けSCM/ERPパッケージシステムメーカーです。その他、コンサルティング、システムインテグレーターとしての業務も行っています。

 

特に製造業に注力し、顧客の経営課題に即したビジネスソリューションを構築してきた多数の実績、知見があります。

 

基幹業務システムを自社開発していることも、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の特徴の一つで、『ものづくり』の業務ノウハウや豊富な経験をパッケージ化した『mcframe』は、リリースから20周年を迎え、500社を超える製造業の会社に導入されています。

 

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。日本ライフラインへの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの中途採用求人の傾向

現在、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の公式ページで確認できる職種は下記の通りとなります。

  • 法務(商事法務)
  • 開発エンジニア(SAPクラウド・AIアプリケーション)
  • 経理 ※ポジティブアクション・女性積極採用※
  • 開発エンジニア(SAPクラウド・AIアプリケーション)
  • システムエンジニア(JAVA)
  • エンジニア(IoTソリューション・フロントエンドエンジニア・データ解析)
  • ITアーキテクト・コンサルタント
  • コンサルタント(MES・WMS・MDM・BPM)
  • PM・コンサルタント・エンジニア(SAP)
  • 営業
  • PM・コンサルタント・エンジニア(mcframe)
  • 商品開発エンジニア(Business b-ridge)

 

法務(商事法務)

【仕事内容】
株主総会、法定開示・適時開示関連業務(有価証券報告書、決算短信作成等)、株式業務、コーポレート・ガバナンス関連、東証対応全般、規程整備、各種事務局(取締役会・監査等委員会・持株会)、株主優待・株主通信等のIR関連などが主な業務です。

 

【応募資格】
上場会社における商事法務もしくは管理部門での法律に関係した文書作成を含む業務経験があることとされています。

 

【望ましい経験/能力】
・会社法、金融商品取引法、証券取引所上場規則その他のコーポレート法務関連法令・規制に関する知識
・行政書士・ビジネス実務法務検定などの有資格者
・簿記検定3級以上の知識

 

開発エンジニア(SAPクラウド・AIアプリケーション)

【仕事内容】
SAPの新しいユーザインタフェースであるSAP FioriやSAP Cloud Platformを用いた業務システム構築やSAP Leonardo(機械学習、IoT)を用いた実現ソリューションの検討・設計、アーキテクチャの設計などが主な業務となります。

 

【応募資格】
Webアプリケーションの設計・開発・保守のご経験がある人、またはABAPもしくはWebDynproでの設計・開発・保守のご経験がある人とされています。

 

【望ましい経験/能力】
・システム導入におけるアーキテクチャ設計の経験
・Webアプリケーションのフロント開発、またはバックエンド開発の経験
・SAPにおける開発技術に興味がある人
・最新の技術に興味がある人

 

経理 ※ポジティブアクション・女性積極採用※

決算(単体・連結)、予算、資金、税務、個別原価計算によるプロジェクト管理、開示(有報、短信)等などが主な業務となります。

 

【応募資格】
事業会社における経理実務経験2年以上で、日商簿記2級以上または同程度の会計知識を有することとされています。

 

【望ましい経験/能力】
・製造業または個別原価計算による経理経験
・資金管理、固定資産管理、原価計算、予算管理、連結決算、開示(有報、短信)、関係会社管理(海外子会社なお可)、税務対応(法人税・消費税等)、会計処理立案経験
・ERPの操作経験
・公認会計士、税理士(科目合格者も可)、米国公認会計士保有者

 

求人情報の入手方法

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の公式サイトには、採用情報ページが開設されており、そちらに募集要項が掲載されているので、詳細について確認することが出来ます。また、エントリーフォームが設置されているので、そちらから応募することも出来ます。
https://en-gage.net/b-en-g/

 

また、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社は、転職エージェント経由でも募集をかけており、こちらから、求人情報を入手することが出来ます。

 

情報量としては、転職エージェントのほうが多いので、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の求人を探す時には、公式サイトと合わせて、転職エージェントにも、問い合わせておくことをオススメします。

 

エンジニア、IT業界に強い転職会社であれば、まず、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の求人を扱っています。このページの最後に、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの社員の年収・給与制度について

東洋ビジネスエンジニアリングに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの年収事例

  • コンサルタント 24歳 年収600万円
  • コンサルタント 35歳 年収700万円
  • コンサルタント 38歳 年収1000万円
  • コンサルタント 41歳 年収900万円
  • プログラマー 26歳 年収480万円
  • SE 25歳 年収550万円
  • SE 27歳 年収550万円
  • SE 30歳 年収650万円
  • PM 30歳 年収640万円
  • PM 32歳 年収640万円
  • PM 33歳 年収680万円
  • 開発部門 課長 38歳 年収900万円
  • 経営企画 37歳 年収920万円

 

東洋ビジネスエンジニアリングの給与体制は年俸制で、年2回の賞与と年1回の昇給から成ります。退職金は前払いで、賞与とともに支給されます。また業績が良かった場合には、賞与に上乗せされて支給されます。昇給に関しては、グレード制を採用しており、グレード4以降は管理職ですが、グレード3まででも年収700万円ほどに届きます。

 

諸手当は、時間外勤務手当、通勤費、住宅補助があります。住宅補助に関しては、入社3年目までは会社の借り上げのマンションに住むことができます。保険は、健康保険、厚生保険、雇用保険、労災保険等の各種保険が完備されています。

 

福利厚生は、財形貯蓄、共済会、持株会、育児休業、介護休業、定期健康診断、人間ドック、EAP、社内表彰制度、団体生命保険他等利用できます。その他、共済会契約先(ベネフィット・ワン他) 国内及び世界各国の提携施設を、優待価格(ゴールドコース)で利用可能です。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を加味して、年俸が決まることになりますが、実質的には、交渉次第となっており、同じような実力を持つ人でも、会社側と、どんな話をするかによって、ベース給が変わってきます。

 

そのため、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望を伝えて、キチンと交渉することをオススメします。ここで、会社の意向を受け入れてしまうと、入社後、同僚との給与差が大きいことに気づき、後悔することになりかねないので、要注意です。

 

条件交渉が苦手という人は、前述した転職エージェントに代行を依頼してみてください。彼らはこの手の交渉経験が豊富なので、うまく話を進めてくれます。交渉ベタな人が、自分で強引に進めるよりも、よほどうまくいく可能性が高いので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの評価制度・成長環境・教育制度について

東洋ビジネスエンジニアリングの評価制度は、自己評価に対して上長評価及び部門業績を元に評価されます。具体的には、半期毎の成果に基づく評価で、半期毎の賞与と翌年の給与を決定する仕組みです。

 

個人より部門全体の成績の方が評価されているようですので、ハイパフォーマとローパフォーマの報酬の差はさほど大きくありません。全体的に見るとどんどん前向きに進める人が評価されているようです。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの成長環境は、裁量性を採っているため、社員自ら行動を起こす人が多いのが特徴です。若い時から設計、開発、テストまで自分で責任をもって取り組めますので、自分で仕事をある程度選択できる幅があります。

 

マネジメントスタイルやプロジェクトに関しては、古いスタイルで行うケースが多いですが、これは伝統的な大企業の顧客を多く抱えているためと思われます。全体的に能力の高い従業員が多いので、その中で仕事をしていると、色々な刺激が自身の向上に繋がりますので良い環境だと言えます。

 

教育面に関しては、社員のスキルを高めていくことが企業力の向上に直結すると捉えているため、長期的視野で能力開発に取り組んでおり、手厚い研修体制を構築しています。その他、個人のスキルアップやキャリア開発を目的に、資格取得奨励制度を 用意しています。キャリアプラン上、必要な資格取得に対し、経済的補助を中心に支援します。

 

具体的には、基本情報技術者・応用情報技術者・データベーススペシャリストなどの情報処理関係の資格や、オラクル・シスコ・AWSなどのベンダー系資格、公認会計士・中小企業診断士などの経営・経理・労務関係の資格等、幅広い内容となっています。 補助金額は、受験費用、参考書籍、スクール費用は、全額会社負担となります。

 

ワークライフバランスについて

新卒入社4年目からほぼ自動的に裁量労働制になるため、残業は給与に組み込まれる制度です。これは40時間の固定残業代になり、それを越えると支給されますが、平均の月残業時間は37時間ですので給与内という感じです。中途に関しては初めからこの制度の適用になります。

 

休日は、完全週休2日制(土、日)、祝日、年末年始、創立記念日(5/1) の年間122日あり、休暇に関しては、年次休暇(初年度20日間)、夏季特別休暇、リフレッシュ休暇、PJ間休暇、その他各種休暇が用意されています。有給消化率は、49%ですので、まずまずの数字だと言えます。

 

女性の働きやすさについて

東洋ビジネスエンジニアリングの男女の比率は、圧倒的に男性が多い会社です。しかし、活躍している女性社員もいますので、自分のポジションを確立できれば、女性であろから不利ということはない環境です。したがって、やる気があり、キャリアアップを考えている女性も心配ありません。

 

育児支援制度に関しては、制度自体は整えられていますが、絶対人数の少なさから個別に対応がなされているパターンです。会社としては、女性の活躍の場を広めようとしていますので、女性全体を考えた場合は、今後の課題と言えるでしょう。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの転職先としての価値

東洋ビジネスエンジニアリングの特徴として、組織力というよりは、特定の能力の高い個の集まりといった感じです。あらゆる業務で、個人の裁量で仕事を進めることが出来ます。しかし、会社としてはチームとしての評価を優先しているという、あまり見られない組織体制です。

 

また、中途採用の人が多いと言うのも特徴です。これは、自分のキャリア形成のためには、東洋ビジネスエンジニアリングが必要と考えているのだと思います。(自分の進みたい方向や、やりたい業務が出来る環境がある)

 

こうした東洋ビジネスエンジニアリングに向いている人は、個よりもチームでの仕事をしたい、それに加え、個人のスキルも妥協したくないといった人が向いている気がします。逆に、個人主義の人は向いていないでしょう。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、東洋ビジネスエンジニアリングへの転職の判断を下すようにしてください。

 

東洋ビジネスエンジニアリングの中途採用求人を扱っている転職エージェン

最後に、東洋ビジネスエンジニアリングの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。東洋ビジネスエンジニアリング以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

※JACに関する補足

  • JACは海外移住、海外転職を支援するサービスではありません。海外勤務、海外駐在などの求人を紹介してもらえます。
  • 年収600万円~2,000万円の方にオススメのサービスです。