大和ハウス工業の中途採用事情

 

プレハブ住宅(工業化住宅)を日本で初めて世に送り出し、住宅建築の常識を覆した、住宅・建設業界における、最大手の住宅総合メーカー、大和ハウス工業。

 

事業範囲は幅広く、一般住宅、商業施設、物流施設、医療施設の建築・施工事業を手掛けるほか、宅地・工業団地の企画・販売事業を展開しています。

 

また、中国やアメリカをはじめとする、海外における不動産開発事業や、環境エネルギー事業、医療・介護ロボットの販売事業にも、積極的に取り組んでいます。

 

2016年3月期に、売上高が3兆円を超えるなど、順調に成長を続けていますが、創業100周年にあたる2055年に売上高10兆円を達成することを表明するなど、さらなる成長を目指して、意欲的に事業を拡大している、極めてエネルギッシュな会社です。

 

そういった背景から、人材採用の動きが、非常に活発です。外部から優秀な人材を獲得する意欲が高いため、中途採用に関しても、常時、多数の求人が出ています。

 

このページでは、大和ハウス工業の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

大和ハウス工業の中途採用求人の傾向

大和ハウス工業の中途採用で、募集が行われている職種は様々ですが、代表的なものを挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 施工管理(一般建築・戸建住宅・賃貸住宅・エネルギー部門)
  • 設計(一般建築・戸建住宅・賃貸住宅)・構造設計・積算
  • 設備(設計、施工管理)
  • 生産管理・安全管理
  • アフターサービス
  • インテリアコーディネーター
  • 営業(集合建築・戸建住宅・商業施設・事業用施設)
  • 海外事業支援(マーケティング)
  • アセットマネジメント

 

基本的には、いずれの職種においても、総合職としての採用となりますが、一部の職種においては、転勤がない『地域限定社員』を募集するケースもあります。(こちらも正社員(無期雇用)扱いですが、待遇面では、総合職よりも劣ります。また、昇進の機会も限られてきます。)

 

応募条件に関しては、該当業務に関する実務経験が必須となり、技術職に関しては、特定の資格が必要となることもあります。また、海外業務に関連するものだと、語学スキルや海外経験が要求されることもあります。

 

求人情報の入手方法

大和ハウス工業では、中途採用希望者向けの専用ページを用意しており、こちらのページから、募集が行われている求人の一覧・詳細について、確認することが出来ます。
https://job.axol.jp/hk/c/daiwahouse/entry/shokushu/

 

ただ、上記のページにおいて、募集対象となる、全ての求人が掲載されているわけではなく、なかには、転職エージェント経由でのみ、募集がかけられている求人も存在します。

 

そのため、大和ハウス工業の求人情報を確認したいのであれば、公式サイトだけではなく、あわせて転職エージェントにも、求人情報について確認するのが、ベストです。

 

(専門性の高い職種、マネージャー候補など、高いレベルでの実務経験・スキルが要求される、いわゆるハイクラス案件に、この手の求人が多いのですが、こういった求人は、かなりの好待遇となるので、このレベルの転職を狙う人にとっては、特に、エージェントは、要チェックの存在です。)

 

このページの最後に、大和ハウス工業の中途採用求人の取扱実績がある転職エージェントをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

大和ハウス工業の社員の年収・給与制度について

大和ハウス工業に勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

大和ハウスの社員年収

  • 営業 24歳 年収520万円
  • 営業 37歳 年収750万円
  • 営業主任 28歳 年収1000万円
  • 営業主任 32歳 年収850万円
  • 戸建住宅設計 24歳 年収550万円
  • 戸建住宅設計 26歳 年収560万円
  • 戸建住宅設計 35歳 年収550万円
  • 戸建住宅設計 主任 29歳 年収600万円
  • 戸建住宅設計 主任 30歳 年収700万円
  • 施工管理 24歳 年収550万円
  • 施工管理 25歳 年収620万円
  • 人事 27歳 年収440万円
  • 経理 23歳 年収500万円
  • 経理 26歳 年収550万円
  • 経理 28歳 年収450万円
  • 経理 40歳 年収600万円
  • 経理主任 33歳 年収800万円
  • 技術 30歳 年収550万円
  • 技術主任 35歳 年収900万円
  • 総務 26歳 年収400万円
  • 総務 部長 50歳 年収1000万円
  • 集合工事 28歳 年収800万円
  • 集合工事 30歳 年収550万円
  • 経営企画 27歳 年収600万円
  • 経営企画 32歳 年収850万円

 

職種によっても異なりますが、年収の目安としては、一般社員で年収 600~650万円、主任クラスで年収 800~1000万円、課長クラスが年収 1000万円~、部長クラスで年収 1500万円~といった感じになります。

 

昇給は年1回、賞与は年2回、夏と冬に支給されます。基本給は他社と比較しても、それほど違いはありませんが、賞与のボリュームが大きく、それぞれ月給の4.5~5ヶ月分程度になります。(これは1回あたりの数字なので、年間で9~10ヶ月分ということになります。)

 

ただし、所属支社や支店の業績によって、賞与の支給額は変動するため、赤字を出している部署だと、2~3か月分程度になってしまうこともありますし、逆に個人成績が多少悪くても、配属先の成績が良ければ、高い金額を得ることが出来ます。

 

また、営業の場合、インセンティブとして、受注した案件の利益の1%を、バックマージンとして受け取ることができます。

 

住宅系だと、案件の価格が、それほど大きくないため、一件当たり数十万円程度ですが、一般建築系だと、数十億円規模の案件も珍しくありません。

 

そういった案件を一件受注するだけで、数百万円のマージンをもらえるため、20代でも、数千万レベルの年収を得ることが可能です。基本給を上回るマージンを受け取っているという営業マンもいるので、やり甲斐があります。

 

ほかの職種だと、ここまでのインセンティブはありませんが、設計職だと、自分が担当した物件が竣工するたびに、多少の手当がつきます。

 

また、事務職だと、インセンティブはなしですが、その分、月給と賞与が高めに設定されているので、給与レベルは十分に高いです。(同業他社を大きく、上回る水準です。)

 

福利厚生については、社会保険が完備されているほか、企業年金基金、退職金制度、団体保険、持家割引制度、従業員持株会などが、用意されていますし、月額15000円の負担で、借り上げ社宅を利用出来るようになっています。

 

また、大和ハウス工業では、家族を支援する制度が充実しており、たとえば、子供一人を出産するごとに、100万円が支給されるほか、親の介護にかかる旅費を支援する親孝行支援制度、育児休業の一部を有給化する、ハローパパ・ハローママ休暇制度といったものが、導入されています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途入社の場合、過去の経歴や実績、前職の給与額から、基本給が決められることになりますが、この金額は交渉次第で変わるものなので、大和ハウス工業から提示された金額に納得がいかない時には、キチンと自分の希望額を伝えて、交渉するようにしてください。

 

ここで、安易に妥協してしまうと、後々まで後悔することになるので、要注意です。もし、給与交渉が苦手ということであれば、前述した転職エージェントに、交渉を代行してもらうことを、オススメします。

 

エージェントは転職のプロなので、日ごろから、この手の交渉を頻繁に行っており、交渉術に長けているので、会社の状況に合わせて、うまく話を進めてくれます。

 

エージェントに任せたからといって、必ずしも希望通りの金額になるとは限りませんが、交渉下手な人が無理に話を進めるよりは、よほど良い結果につながるので、最初からエージェントに交渉を委ねてしまったほうが、賢明です。

 

大和ハウス工業の評価制度について

大和ハウス工業では、四半期に一度行う上司との面談で、設定した当期目標の達成度をベースに、自己評価と、上司からの評価を加味して、人事査定が決まるという流れで、人事評価が行われています。

 

上司による評価は、まず直属の上司が評価を行い、続いて部門トップが最終評価を下します。

 

その際には、自己評価を、しっかり考慮してくれるので、自分で評価を最低ランクにしない限り、一方的に低い評価を受けるといったようなことはありません。

 

(もちろん、不当に自己評価を高くしても、無駄ですし、明らかな失態があれば、自己評価に関わらず、最終評価は相応のものとなります。)

 

昇進に関しては、社内規定によるテストに合格することで、階級が上がっていくというシステムに、なっています。

 

役職が付くまでは、ほぼ全員、横並びで順調に上がっていきますが、主任になった段階から、競争が少しずつ激しくなり、簡単には昇進出来ないようになります。

 

また、自分の実力だけではなく、支店全体の売り上げも、昇進に大きな影響を及ぼすので、ここは、どこに配属されたのか、運次第という要素もあります。

 

大和ハウス工業の成長環境について

大和ハウス工業は、人材育成に力を入れており、入社時には、導入研修を念入りに行うほか、入社3年目までは、定期的にフォロー研修が行われるようになっています。

 

その内容は、仕事に関する専門的な事柄に加えて、汎用的なビジネススキルや、心構え的なことも、カバーされており、多角的に、色々なことを学べるようになっています。

 

実務においては、若干、個人主義の風潮があるため、一人一人に与えられる裁量の幅は大きく、入社後、早い段階から、責任のある仕事を任されることになります。

 

その一方で、わからないことや行き詰った時には、上司や同僚などに、すぐに相談出来るので、安心して、重要な仕事にチャレンジ出来る職場でもあります。

 

こういった状況を利用して、積極的に業務に取り組めば、短期間で、濃密な経験を積めるので、結果的に、速いペースで自分自身を、成長させることが出来ます。

 

また、大和ハウス工業は、社員の資格取得を積極的に支援しています。技術系なら建築士、それ以外の職種だと、宅地建物取引士の取得を推奨しているので、取得を目指す意志を示せば、フォローを受けられますし、資格の取得に成功すれば、祝い金がもらえます。

 

なお、職種によっては、これらの資格は、管理職に昇進するための条件にもなっているので、キャリアアップを目指す人の場合、取得することが必須事項となります。

 

このように、成長環境という視点で見た場合、大和ハウス工業は、様々なチャンスに溢れている好環境ですが、注意点としては、この会社では、部署間の異動が、殆どありません。

 

そのため、この会社にいる限り、入社時の職種において、キャリアを追求していくことになります。別職種へのジョブチェンジを目指すのであれば、他社へ転職することを、検討する必要があるということは、頭に入れておいてください。

 

ワークライフバランスについて

大和ハウス工業は、建築業ということもあり、基本的には、どの部署においても、仕事量が多く、常に多忙です。(残業も多いです。)

 

本社配属となると、週末にしっかり休めますし、有休を取得しやすいので、プライベートを充実させることも可能ですが、それ以外の部署だと、休日出勤が発生する頻度が高いです。

 

近年、コンプライアンスの観点から、就労環境の整備に力を入れるようになり、残業を減らすための指導を行ってはいますが、仕事量自体が変わらず、むしろ多くなっている部署もあるぐらいなので、結果的には見かけ倒しとなっており、自宅に仕事を持ち帰るようなケースが増えています。

 

特に、設計や現場においては、残業や休日出勤が、今でも頻繁に発生するほか、営業も、休みの日を顧客対応に充てることになるケースが、多いです。

 

また、上司の考え方に依存する部分も大きく、体育会系のトップダウン型の上司がいる営業所などでは、残業や休日出勤を強いられることが、多々あります。

 

一方で、上司自らがしっかり休みを取りつつ、部下にも取らせているといったような部署もあるので、どの部署に配属されるかによっても、状況が変わってくると考えてください。

 

そのため、転職先を決める際に、ワークライフバランスを重視する人は、仮に転職した場合、自分が配属されることが想定される部署の状況について、事前に、確認しておくことをオススメします。

 

女性の働きやすさについて

大和ハウス工業は、業界的な特性もあって、男性主導の会社ではありますが、女性だからといって、不当な扱いを受けることはないですし、女性社員同士の仲が良いので、人間関係のストレスに悩まされることはないでしょう。(気持ち良く、働けます。)

 

また、制度的に、産前産後休暇や時短勤務制度が完備されていることから、産休から復帰する女性社員が増えているなど、女性が働く環境としては、悪くありません。

 

仕事面においても、たとえば、技術職の場合、デザイン性など、女性の感性が活かせるケースが多いため、女性の技術者が、重宝されています。

 

営業に関しても、男女関係なく、実績に応じて、評価してもらえます。ただし、業界的に体育会系の雰囲気が強く、毎日、飛び込み営業を行うような世界なので、メンタル的にも体力的にもきつく、女性の場合、営業の仕事に就いても、3年以内に退職する人が多いのが、現状です。

 

なお、女性のキャリアという観点で見ると、大和ハウス工業は、会社の方針として、女性の管理職を増やしているため、実績こそ少ないものの、キャリアアップを目指す女性にとっては、何かと有利な状況なので、キャリア志向が強い人に、オススメの会社です。

 

大和ハウス工業の転職先としての価値

大和ハウス工業は、部署によって、就労環境が大きく異なりますし、給与水準も違ってくるので、どの職種で転職を考えているかによって、会社としての価値が違ってきます。

 

たとえば、営業だと、激務なので、ワークライフバランスを重視する人には向いていないけど、そのかわり、成績次第では、1000万単位のインセンティブを獲得することが可能なので、高年収を得たいという人にとっては、やり甲斐がある環境と言えます。

 

一方、管理部門など、バックオフィス系だと、営業のようなインセンティブはないので、高給与は望めないけど、就労環境は良好なので、仕事とプライベートのバランスを取りながら、働きたいという人には向いています。

 

そのため、希望職種の状況を踏まえながら、その状況が、自分が転職先に求めるものと合致しているのか、冷静に見極めたうえで、転職の判断を下すようにしてください。

大和ハウス工業の中途採用求人を扱っている転職エージェント

なお、下記に、大和ハウス工業の中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、エージェントは、様々な企業の求人案件を扱っているので、他社のことについて、聞いてみるのもアリです。

 

他社の求人と比較することで、大和ハウス工業の価値が、明確になりますし、より魅力を感じる会社と出会える可能性もあります。転職先を決める際に、候補が多いに越したことはないので、ぜひ、他社のことについても、話をしてみてください。

 

[jac-hosoku]