GCA株式会社の中途採用事情

 

GCA株式会社は、日本と米国と欧州を中心に活動するグローバルM&Aアドバイザリー会社です。

 

KPMG出身の公認会計士である渡辺章博氏と、三井銀行(現・三井住友銀行)出身でユニゾン・キャピタルの創立メンバーの1人である佐山展生氏が創設したM&Aアドバイザリー会社で、ワールドの経営陣による企業買収(MBO)や、阪急ホールディングスと阪神電気鉄道の経営統合に関与しました。

 

2008年3月、米国のSavvian LLCと経営統合しGCAサヴィアングループとなりグローバルでもTOP5に入るM&Aファームとして知られるようになり、2016年8月、イスラエルと欧州に拠点を持つAltiumと経営統合し、全世界に10か国14拠点を日本に軸足を置くグローバルM&Aアドバイザリーファームとなっています。

 

現在は社名も変更され、GCAの商号のもと事業展開を行っています。

 

GCA株式会社の中途採用求人の傾向

GCAでは、経験者を中心に、M&Aアドバイザリーサービスの提供を志向する方を募集しています。現在、公式ページにて確認が出来る中途採用職種は下記の通りとなっております。

 

<M&Aファイナンシャルアドバイザー>
職務内容は、M&Aアドバイザリー業務となり、応募資格は、大学又は大学院卒業となっており、歓迎資格としてMBA課程修了者が挙げられます。

 

原則として、M&Aファイナンシャルアドバイザリー、エクイティ・ファイナンス/インベストメント、デット・ファイナンス/インベストメント、M&A会計・財務/税務デューデリジェンスなどM&Aに関する実務経験が3年以上必要になっています。その他の項目は、公式ページを確認するようにしてください。

 

M&Aファイナンシャルアドバイザリー業務経験者、会計士(補)、米国公認会計士、税理士、海外業務経験者は、優遇、歓迎資格とされ、より採用者を求めていますので、有資格者の方は転職が有利に働くと思われます。

 

求人情報の入手方法

GCA株式会社の公式サイトには、採用情報ページが開設されており、そちらに募集要項が掲載されているので、詳細について確認することが出来ます。また、エントリーフォームが設置されているので、そちらから応募することも出来ます。
http://www.gcaglobal.co.jp/careers/mid-career-recruitment/

 

また、GCA株式会社は、転職会社経由でも募集をかけており、こちらから、求人情報を入手することが出来ます。

 

情報量としては、転職会社のほうが多いので、GCA株式会社の求人を探す時には、公式サイトと合わせて、転職会社にも、問い合わせておくことをオススメします。

 

M&A業界に強い転職会社であれば、まず、GCA株式会社の求人を扱っています。このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

GCA株式会社の社員の年収・給与制度について

GCA株式会社に勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • コンサルタント 29歳 年収690万円
  • コンサルタント 30歳 年収1020万円
  • コンサルタント 30歳 年収1000万円
  • コンサルタント 34歳 年収600万円
  • コンサルタント 35歳 年収1400万円
  • コンサルタント 35歳 年収1560万円
  • コンサルタント 38歳 年収1030万円
  • 営業 24歳 年収650万円
  • 営業 26歳 年収310万円
  • 営業 33歳 年収790万円
  • 投資銀行業務 22歳 年収450万円
  • 投資銀行業務 29歳 年収1000万円
  • 投資銀行業務 33歳 年収1800万円
  • 投資銀行業務 38歳 年収1500万円

 

GCA株式会社は年俸制を採用しており、給与水準は情報公開されている通り、新卒で450万、上場企業平均年数ランキングで第2位、2000万超と非常に高いものとなってります。外資系証券会社よりは少ないですが、国内系証券会社よりは高額です。また賞与は年1回となっています。これは業績によって大きく変動します。昇給は年1回1月に実施されます。

 

また完全実力主義の世界で、給与はいくらでも増やすことが可能です。有価証券報告書で、1億円以上の役員が2名開示されています。

 

保険は、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険等の各種社会保険が完備され、福利厚生に関しては、長期所得補償保険、医療保険(労災以外に適用可)、団体定期保険、スポーツクラブ、人間ドック受診制度(法定定期健康診断に加えて)、従業員持株制度、借り上げ社宅制度などがあります。なお、退職金はありません。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を踏まえて、年俸が設定されますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望額を伝えて、話し合うようにしてください。

 

ここで引いてしまうと、入社後、後々まで響くことになるので、要注意です。こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。

 

GCA株式会社の評価制度について

人事評価に関しては360度評価を採用しており、匿名で良かった点、悪かった点を記載し、所属するチームの上長から評価され、フィードバックを通して行われます。

 

プロジェクトと社内活動の両面から評価されます。プロセスには膨大な時間を投入しており、工夫と苦労がわかる制度です。オーナー企業ということもあり、その年度の業績及びオーナーの移行が大きく反映されています。

 

GCA株式会社の教育制度・成長環境について

多くのM&Aのエグゼキューションを経験することができ、また大企業から中小企業までの幅広いクライアントと仕事が出来ます。またその中で、組織内部の力学など感じることが出来るため、各社員のキャリアアップに役立つ環境です。

 

企業の分析力やM&A案件の進め方等が身に付き大局的な経営に関する知識や経験を積むことが出来ます。ファンドや事業会社の経営企画のステップとして、成長が可能な会社です。

 

また若手の段階で、社会的に影響のある大きな案件に関与できたり、多様な考え方の持ち主とチームを組んで深い議論をしながら仕事を進めていくことが出来ます。

 

基本的には自由な風土が保たれており、大企業というよりはベンチャー気質が残っている会社で、社内のコミュニケーションを活発にしようという目的で、小人数のチームを作りイベントなどを企画したりもします。

 

教育面に関しては、新卒では手厚い研修等が行われています。しかし中途採用者に対しては研修、教育の機会はありません。仕事でスキルを見つけていかねばならない環境です。その他、資格等では特定の資格に関しては、報奨金が与えられます。

 

ワークライフバランスについて

残業に関しては、みなし残業制を採用しており、45時間を超えないと残業代は支給されません。仮に残業になった場合、食事補助が20時以降2500円まで請求が可能になっています。また深夜残業(社内規定では23時まで)で終電を逃した場合、タクシーでの帰宅も許可されています。

 

職業柄、休日出勤や残業は多く、現に月平均残業時間は86.9時間で非常に高い数字になっています。ライフワークバランスは他社と比べてもバランスは難しい会社と言えます。

 

休日休暇に関しては、完全週休二日制(土・日)、祝日、年末・年始、年次有給休暇(1週間超連続休暇×2/年の奨励制度あり)という制度はあります。しかし、M&Aという業務柄、非常に長時間労働になることは避けられず、プライべートの時間確保は難しいでしょう。年間の有給休暇率は26.1%と非常に低い数字です。

 

女性の働きやすさについて

GCA株式会社では女性が管理職を目指すことは十分可能な環境です。そもそも女性と男性で分けて評価なされておらず、個人の実力次第で道は開けます。プロフェッショナル志向の女性にとってはやりがいがあり、ふっつうの企業のようなガラスの天井はなく、働けば働くほどキャリア開発に繋がります。

 

ただし、M&Aに携わるということは、深夜残業、休日出勤はある環境です。会社としては労働環境の改善を行おうとしていますが、サービス業であり、顧客次第という側面で環境は長期労働時間を受け入れなければなりません。こういった面を考慮できるかどうかで分かれてくると思われます。

 

育児支援制度に関しては、産休、育休などの制度はありますが、自分で労働時間をコントロールすることが不可能な環境です。したがって時短などが現実的に出来ず、育児を並行で行いながら仕事はしづらい環境と言えるでしょう。

 

GCA株式会社の転職先としての価値

GCA株式会社は、独立系M&Aの専業で国内最大手です。顧客のベースが厚く、優秀な社員が多く集まる会社です。業務の担当領域がフレキシブルで、通常の金融機関が受注できない案件も請け負うことができるといった特徴があります。

 

こうした背景から、M&Aに関する専門的な知識、財務知識、バリェーション、ストラクチャー、法務などを身に付けたいと考えている人にとっては、GCA株式会社は最適な環境と言えます。

 

また、GCA株式会社の業務は、通常の会社の様に誰かが助けてくれると言った甘い世界ではないということも念頭に置かねばなりません。一つの意思があり、やり遂げると言う人は最高のステージが用意されていると思います。収益でも高額を狙え、出世欲が高い人も同様です。

 

ライフワークを重視したい人、職人気質、事業を異聞で展開したい人などは少しベクトルが違ってきますので、GCA株式会社は見送った方が無難です。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、GCA株式会社への転職の判断を下すようにしてください。

 

最後に、GCA株式会社の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。GCA株式会社以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

<GCA株式会社の中途採用求人を扱う転職会社>