丸三証券の中途採用事情

 

明治43年の創業以来、どの系列にも属さず、『自主独立』を貫いている丸三証券。業界内では、藍澤證券、岩井コスモ証券、水戸証券、東洋証券、いちよし証券、極東証券と並んで、中堅証券会社として、位置付けられています。

 

東京首都圏を中心に、北陸から九州にかけて、約30の支店を持ち、企業の株式公開や資金調達をサポートする一方で、投資家に対しては、信頼性の高い情報を提供することで、確かな信頼を得ている企業です。

 

人材採用の動きも活発で、中途採用に関しても、常時募集がかかっています。このページでは、丸三証券の中途採用求人の傾向、及び、社員の年収・給与体系、社内の就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。

 

丸三証券の中途採用求人の傾向

中途に関しては、総合職、一般職に分かれる形で、募集がかかっており、総合職の場合には、転勤が伴いますが、一般職においては、転勤がありません。

 

募集対象となる職種は、個人顧客を相手とした金融商品のリテール営業が中心となりますが、法人営業、マーケティング、広報、経理財務、人事、法務、経営企画といった職種においても、求人が発生することがあります。

 

応募資格については、総合職、一般職、どちらも大卒以上となっており、該当業務に関する実務経験が必須となりますが、前職の業種は不問とされているので、たとえば、金融関係の仕事の経験がない人でも、応募可能です。

 

ちなみに、丸三証券では、『自ら考えて行動する自発的な発想と行動力を持った人』を、求める人物像としています。

 

会社経営の要は『人財』という考えのもと、人物重視の選考をしており、自分が、このタイプに当てはまるかどうかというのが、採用の分かれ目となってくるので、丸三証券への転職を検討する際には、この点について、よく考えるようにしてください。

 

求人情報の入手方法

丸三証券の中途採用に関する求人情報を入手する方法ですが、公式サイト内にある採用情報ページにおいて、現在、募集がかかっている求人の一覧について、確認することが出来ます。
http://marusan-saiyo.com/career_guideline

 

また、中途に関しては、転職会社経由でも募集がかけられているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を扱っているので、丸三証券だけでなく、他社の求人のことについても知りたいという時には、まとめて情報を教えてもらえるので便利です。

 

このページの最後に、丸三証券の中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、情報源として活用してください。

 

丸三証券の社員の年収・給与制度について

丸三証券に勤務する社員の給与水準ですが、職種別の年収事例を幾つか挙げると、以下のようになります。

 

  • 個人営業 25歳 年収450万円
  • 個人営業 27歳 年収440万円
  • 個人営業 主任 30歳 年収600万円
  • 個人営業 主任 30歳 年収520万円
  • 個人営業 主任 33歳 年収650万円
  • 個人営業 課長 32歳 年収700万円
  • 内勤営業・カウンターセールス 25歳 年収400万円
  • 内勤営業・カウンターセールス 25歳 年収420万円
  • 内勤営業・カウンターセールス 29歳 年収560万円
  • 営業管理 26歳 年収300万円
  • 営業管理 31歳 年収550万円
  • 人事 25歳 年収380万円
  • 事務 23歳 年収380万円

 

丸三証券の給与制度は、基本給に加えて、年2回賞与が支給されるというオーソドックスなものとなっており、給与水準は、証券会社としては、やや低めです。

 

もう少し細かく見ていくと、基本給は、それほど高くはありませんが、安定しており、個人差もほとんどありません。(基本的には、年功序列の給与体系となります。)

 

一方、賞与は、評価に応じて変動するため、個人差が生じることになります。ほかの証券会社のように、出来る社員と出来ない社員で、ずば抜けて、年収に差がつくといったことはありませんが、それでも、同世代の社員間で、150万円程度の差が生じるのは、普通です。

 

特に、営業職の場合、投資信託の販売額や、新規増額分など、成績に応じたインセンティブが大きいため、そこで年収に差が付くことになります。

 

昇給については、新卒者を例にすると、よほどのことがない限り、給与は上がらず、入社5年後になって、主任に昇格した段階から、だんだん、給与の伸び率が高くなってきます。

 

(中途の場合、前職までの経歴をベースに、新卒者の何年目に相当するか、判断されることになります。)

 

また、10年程度勤めると、フルコミッションのような形で、会社と契約出来るようになり、その場合には、年収が1000万円を超えるケースも、少なくありません。ただし、成果給となるので、収入の安定性はなくなります。

 

ちなみに、丸三証券は、福利厚生が手厚く、各種社会保険が完備されているのはもちろんのこと、住宅資金融資制度、財形貯蓄制度、従業員持株会制度などが用意されていますし、保養所や契約ホテルなども、格安で利用出来るようになっています。

 

また、住宅手当も手厚く、都心であれば家賃の半額近くを、会社が負担してくれます。(地域によって、支給額が異なります。)

 

30歳以降になると、独身者の場合、その割合が低くなりますが、結婚すると、逆に高くなるので、安心です。ただし、住宅手当は総合職が対象であり、転勤がない一般職だと、支給されないので、その点は注意してください。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職の給与額や、これまでの実績などを加味して、基本給が算出されることになりますが、交渉次第で数字が変わってくるので、丸三証券からの提示額に納得がいかない時には、満足出来るまで、交渉するようにしてください。

 

中途半端に妥協してしまうと、後々まで後悔することになりかねないので、要注意です。もし、こういった条件交渉を行うのが、気が引けるということであれば、前述した転職会社に交渉を代行してもらうことをオススメします。

 

彼らはプロなので、この手の交渉術に長けており、上手に話を進めてくれます。少なくても、交渉ベタな人が、無理に自分で進めるよりも、良い結果に落ち着くことは間違いないので、遠慮せずに、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

丸三証券のモチベーション・評価制度について

丸三証券は、証券会社だけあって、結果を出せば、出しただけ、評価されるという仕組みになっています。具体的な評価の指標は、売上や件数目標などの定量評価が中心となり、後輩指導などといった定性的な部分に関しては、あまり評価に影響しません。

 

実績を残していれば、誰にも何も言われず、自由に仕事を進めることが出来ますが、たとえば、営業職の場合、実績を上げやすいクライアントを担当出来るかどうかなど、環境次第(条件次第)で、状況が変わってくるという、要素もあります。

 

従って、人事評価で高い評価を得るためには、自分に有利な環境を整備することが重要であり、そのためには、多少の社内営業が、必要になってくると考えてください。

 

ちなみに、同僚を上回るような、目覚ましい実績を挙げれば、それは、ダイレクトに賞与に反映されますし、成績優秀者限定のセミナーや食事会に参加出来る、社内で表彰されるなど、何かとモチベーションにつながるような制度が整っています。

 

(特に、営業職に関しては、露骨と言えるほど、優秀者を厚遇する制度設計となっています。)

 

ただし、先ほども触れたように、丸三証券では、高い評価を受けたとしても、ほかの証券会社ほど、収入アップにつながるわけではないので、本当に仕事が出来る人だと、同業他社へ移ってしまうというケースもあります。

 

また、これは、どこの証券会社でも同じことが言えますが、実績が思わしくなければ、上司から厳しいプレッシャーをかけられることになるので、そこは厳しいです。

 

丸三証券の成長環境・キャリア開発について

丸三証券は研修制度がしっかり整っており、役職別研修、職種別研修、専門能力研修など、様々なプログラムが用意されているほか、ファイナンシャルプラニングや財務・税務基礎など、特定のテーマに沿った、通信教育を受講出来るようにも、なっています。

 

また、丸三証券は、ファイナンシャルプランナー、証券アナリストといった資格の取得を奨励しており、試験対策、費用補助など、手厚い支援を受けられます。

 

仕事そのものについては、基本的にOJTで覚えていくことになりますが、金融の知識や、世界情勢についての知識は、業務をこなすなかで、おのずと身についてきますし、実践的なスキルも鍛えられます。

 

ちなみに、同じ職種でも、一般職だと、ずっと同じ職場で働くことになりますが、そうなると、仕事の内容、やりかたが変わらず、ずっと一緒になるので、仕事を通じて、得られる経験の幅は狭くなります。

 

そのため、丸三証券において、様々なことを経験して、自分を成長させたいと考えているのであれば、総合職で入社することをオススメします。

 

ワークライフバランスについて

丸三証券の就労環境は、比較的良好です。基本的に休日出勤はなく、土日はしっかりと休めますし、年間5日間、好きな時期にまとめて有休が取れるようになっています。

 

土日を挟んで、最大9日間の休暇を取るといったことが出来るため、こういったスケジュールを組んで、海外旅行に行く人が多いです。

 

ただし、この長期休暇以外の有休については、部署や職種にもよりますが、体調不良などの理由がない限り、取りにくい雰囲気がある会社なので、いつでも、気軽に休みが取れるような職場がいいという人には、不向きです。

 

残業については、一般職であれば、基本的に定時に退社する風潮となっていますし、総合職であっても、会社が19時退社を推進しているため、19時を超えてまで、残業することは、ほとんどありません。

 

そう考えると、証券会社としては、ワークライフバランスが良好な企業と言えるでしょう。

 

女性の働きやすさについて

丸三証券は、女性比率が高い職場のため、女性が働きやすいように、環境が整えられていますし、女性差別やセクハラ、マタハラなども一切ないので、安心して働くことが出来ます。

 

ただし、女性が多い分、人間関係においては、複雑な面があるようです。特に、一般職の場合、転勤がなく、同じメンバーで働き続けることになり、一度、関係がこじれると、面倒なことになりやすいので、そこは注意してください。

 

ちなみに、近年では、女性が総合職として、採用されるケースが少しずつ増えていますが、基本的には、女性社員は、一般職での採用となります。

 

一般職の場合、毎日定時で帰宅出来るので、プライベートを重視する人にとっては、まず満足出来る環境だと思いますが、昇進の機会は限られていくので、キャリア志向が強い人には、向いていません。

 

男性と同様に、キャリアを積んで昇格していきたいと考えている人は、総合職で入社することを狙ってください。総合職であれば、男女関係なく、平等にチャンスが与えられるので、やりがいを持って働くことが出来るはずです。

 

ただし、総合職となると、数年ごとに必ず転勤があるため、結婚後に、退職する人が多く、こういった自分のライフプランも考慮しながら、考えていく必要があります。

 

ちなみに、一般職であっても、人事評価で、高評価を得れば、賞与がアップするので、高収入を得ることが可能です。

 

一方、子育支援体制については、丸三証券は、産休・育休・時短勤務制度が、しっかりと整備されており、問題なく取得することが出来ますし、元々、休日出勤や残業が少ない会社なので、家庭や子育てと両立させることに、それほど支障はないでしょう。(一般職だと、なおさらです。)

 

丸三証券の転職先としての価値

丸三証券は、証券会社としては、決して給与水準が高い会社ではありませんが、福利厚生や手当で、その分の穴埋めをしているので、トータルで考えれば、悪くはありません。

 

残業が少ない、休日出勤がない、1年に1度は、最長で9日間の連休を取れるなど、証券会社としては、就労環境がかなり良好なので、ワークライフバランスを重視する人には、オススメの会社です。

 

その反面、プライベートよりも仕事に重きを置いてバリバリ働きたいと考える人には、それに見合う見返りが得られるかどうかというところで、微妙な部分があるので、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

 

ただし、仕事に対する裁量は大きいので、自分で自由に進めることが出来ますし、実績を挙げれば適正に評価されるので、そこは、やりがいがある部分と言えます。

 

教育体制が整っていて、意欲さえあれば、資格取得も含めて、効果的にスキルアップを図ることが出来るなど、何かと長所も多い会社です。

 

こうやって見てくると、丸三証券の転職先としての価値というのは、何を重視するかによって、大きく変わってくるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、転職を目指すのかどうか、判断を下すようにしてください。

 

最後に、丸三証券の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断で迷うことがあれば、相談するのもアリです。プロの視点でアドバイスしてくれるので、参考になります。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人案件を扱っているので、他社の求人について、聞いてみるのもオススメです。

 

転職先に希望する条件を伝えて、それらの条件を満たす求人を、残らず紹介してもらうといったことも可能ですし、そのなかで、丸三証券以上に魅力を感じる会社が見つかるかもしれません。転職先を決める際には、転職会社は何かと頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

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