トレンドマイクロの中途採用事情

 

トレンドマイクロ社は、デジタルデータに特化したセキュリティの専門企業で、デジタル社会で避けて通ることのできない情報リスクをコントロールし、ネットワークやコンピュータ上の脅威から、顧客の情報や利益を守り通すためのセキュリティ技術やソリューションの開発をメインとしています。

 

代表製品である『ウイルスバスター』は、多くの企業、個人のコンピュータに使用されています。

 

脅威の性質やユーザーのニーズが国によって異なるため、全世界で同じ戦略を展開することはでき無いと言った理由から、本社機能を日本に置きながら、徹底した現地主義でグローバルなビジネスを展開しています。

 

今や世界30カ国以上でソリューションを提供するまでになり、売り上げの約60%は日本以外の市場によるものです。

 

直近では、2016年に、次世代侵入防止システムとZero Day Initiativeを含むTippingPointを買収、AI(人工知能)技術を搭載した 『ウイルスバスター コーポレートエディション XG』を発売、スマート家電をまとめて守る『ウイルスバスター for Home Network』を発売するなど、活発に事業展開を行っています。

 

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。トレンドマイクロ社への転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

トレンドマイクロの中途採用求人の傾向

現在、トレンドマイクロの中途採用は多種多様な職種が募集対象となっています。ここでは代表的な職種をまとめていますので参考にして下さい。時期によっても募集内容が変わったりしますから、転職希望者の方は公式ページを必ず参考にするようにしてください。

 

  • カスタマーサービスエンジニア/CSE
  • サイバーセキュリティアナリスト
  • ソリューションセールス職
  • エンジニア職
  • セキュリティエキスパート職
  • パートナーセールス
  • ハイタッチセールス
  • セキュリティ解析エンジニア
  • ソリューションアーキテクト(民間大手顧客担当)
  • プロダクトエンジニア(PoC / コンセプト検証)
  • コンシューマー製品開発担当

 

<カスタマーサービスエンジニア/CSE>
■業務内容
担当する製品のスペシャリスト(SaaS,ゲートウェイ,エンドポイント,サーバなど)として、当社セキュリティ製品を導入している有償サポート契約の顧客に対し、高い技術力をベースに、プレミアムサポートサービスを提供します。

 

必須として下記の内いずれかが必要になります。

 

  • サーバ運用保守経験3年以上
  • NWの運用保守経験3年以上
  • なにかしらのメール関連製品(メールサーバ/メールフィルタソフト等)の取り扱い経験 3年以上
  • ゲートウェイ関連製品等の運用保守経験3年以上

 

<サイバーセキュリティアナリスト>
■業務内容
中央省庁に対するセキュリティアドバイザリー業務、インシデント発生や予兆の発見のためのSOC(Security Operation Center) での監視及びサイバー攻撃の検出と分析、インシデント発生時にSOCの情報を基としたインシデントハンドリングなどを行います。

 

必須資格として、下記の経験が必要になります。
・情報セキュリティを意識したインフラエンジニアとしての業務経験3年以上
・なんらかの顧客折衝経験

 

また、必須として下記の内、いずれかが必要になります。

 

  • 情報処理安全確保支援士
  • CEH(Certified Ethical Hacker)

 

<ソリューションセールス職>
部門の指定が無い方を対象としている職種で、書類選考後、選考ポジションが決まります。対象として、セキュリティ製品/ソリューションのソリューションセールスとしてご活躍を頂ける方。

 

必須資格として、下記の経験が必要になります。

 

  • IT業界におけるソリューションセールスの経験5~20年程度
  • アカウントプランもしくはパートナービジネスプラン等を作成した経験
  • 社内外との信頼関係を築き、案件やプロジェクトを成功に導いた実績があること

 

英語は必須ではないですが、将来的に必要になりますから、中級レベルの方が有利と思われます。

 

求人情報の入手方法

トレンドマイクロの採用サイトにおいて、募集要項が公開されているので、そちらから、求人情報を入手することが可能です。
http://trendmicro-jobs.com/

 

もしくは、民間の転職会社を通す形でも、募集がかかっているので、そちらから、求人情報を入手することも可能です。

 

公式サイト、転職会社、どちらからも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を扱っているので、トレンドマイクロの求人を他社のものと比較してみたいといった時には、まとめて紹介してもらえるので、自分で探す手間が省けて便利です。

 

また、転職会社に一度登録しておけば、その後は、自分が希望する条件に合致する求人が発生するたびに、メールなどで通知してもらえます。このページの最後に、トレンドマイクロの中途採用求人を扱っている代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

トレンドマイクロの社員の年収・給与制度について

トレンドマイクロに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 営業 27歳 年収600万円
  • 営業 29歳 年収650万円
  • 営業 課長 35歳 年収1000万円
  • 営業 課長 38歳 年収920万円
  • コンサルタント 35歳 年収690万円
  • マーケティング 26歳 年収500万円
  • マーケティング 30歳 年収500万円
  • マーケティング 32歳 年収700万円
  • マーケティング 35歳 年収800万円
  • SE 30歳 年収500万円
  • SE 35歳 年収600万円
  • SE 37歳 年収760万円
  • SE 課長 42歳 年収960万円
  • 経営企画 35歳 年収1000万円
  • 技術開発 30歳 年収500万円
  • 技術開発 32歳 年収650万円
  • テクニカルサポート 32歳 年収550万円
  • テクニカルサポート 課長代理 35歳 年収700万円
  • 経理 21歳 年収380万円

 

トレンドマイクロの給与体制は新卒と中途では違っており、中途の場合は、採用されるポジションにより決まり年俸制を採用しています。賞与は年2回で、年俸の1.5/15年を年2回それぞれ支給する形です。昇給は年1回行われます。その他、業績次第でインセンティブボーナスが支給されます。

 

ベース給として、営業職は技術職の約1.3倍の給与支給となり、営業職で年間目標を達成できれば、技術職の1.5倍になり、業界的にも高水準です。

 

手当として、通勤手当が全額支給、保険は、健康保険、厚生年金、雇用保険など各種社会保険を完備しています。その他、制度として、確定拠出年金制度、 退職金制度、 財形貯蓄制度、 総合福祉団体定期保険、 長期傷害所得補償制度があります。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴を加味して、年俸額が算定されることになりますが、交渉次第で変わるという要素もあるので、トレンドマイクロからの提示額に納得がいかない時には、そこで諦めず、交渉するようにしてください。

 

トレンドマイクロでは、職位のグレード制を採用しているため、そのグレードにより給与レンジが決まります。中途採用者が多いため、前職の給与次第では、グレードを逸脱した額をもらっている人もいますので、交渉が極めて大切です。

 

特に技術部門では入社時の給与設定から昇給することが少ないので、ここで妥協してしまうと、後々まで、響くことになるので、要注意です。

 

こういった交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に交渉を代行してもらってください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。交渉ベタな人が、自分で行うよりも、間違いなく良い結果に落ち着くので、最初から任せてしまったほうが賢明です。

 

トレンドマイクロの評価制度について

トレンドマイクロの評価制度は、360度評価、上司の評価の2つがメインとなり決められます。360度評価は社内で10名ほどの同僚上司に評価を付けられます。かなりオープンな評価で、社内での評価軸にそって能力を見られます。

 

また、上司との1対1の面談で、業務内容、今後の展望など徹底的に話し合われます。評価後も表彰制度などもあり、会社としてもモチベーション維持に力を入れていることが伺えます。

 

トレンドマイクロの教育制度・成長環境について

先ずトレンドマイクロの人材活用としての取り組みは、人事、人材開発、労務管理などの各分野において、積極的な活動・挑戦を続けている企業人事部やHRビジネス企業、また、人事担当者にとって有益だと評価されている書籍やサービスを表彰する『HRアワード』という賞を受賞しています。

 

これは、トレンドマイクロの評価制度が社員の自主性を重んじていることを意味しています。例えば、自分の意思でキャリアチェンジが出来る『フリージョブエントリー制度』があります。これは、上司の承諾を得ることなく、社内の希望する別ポジションのマネージャーからインタビューを受けることができる制度です。

 

その他、社員が自分の力をどう表現するのかを支援する『キャリアカウンセリング』、これは相談内容を大手カウンセリングの専門家に委ね、上司や人事部は一切関与しないと言ったものです。

 

こうした取り組みは、社員がより働きやすい環境を得るための企業努力をトレンドマイクロが行っていると言えるでしょう。

 

教育面では、社内で自分の受けたい研修をポイント制でうけることが出き、通信教育で自分の時間を有効に使って学習することが出来ます。通信教育は費用負担があり、給与天引きされます。また会場研修や社外研修なども充実し、社員のレベルアップにも力を入れています。また相談になってくれる上司、同僚は非常に多く、とても働きやす環境です。

 

ワークライフバランスについて

残業に関しては30時間のみなし残業制がとられています。月間の平均残業時間は33.2時間ですので、若干の残業代が支給されるというイメージです。しかし、これは毎月ということはなく、十分時間的な調整は可能な環境です。

 

有給休暇などは比較的に取得しやすい環境で、自分で仕事のメリハリをつけて自己マネージメント出来れば快適なライフワークバランスを保つ事が出来ます。部署にもよると思いますが、チーム内で事前に調整が出来れば、夏季や年始年末に長期休暇も可能です。ちなみに年間の有給休暇取得率は57.5時間となっています。

 

トレンドマイクロは基本的に自己マネージメント型の企業ですので、早く出社し、早く帰る人、遅く出社して遅く帰る人、など各人の裁量に任せている風土です。

 

女性の働きやすさについて

トレンドマイクロでは男性女性という観点から仕事の差というものはありません。同等に扱われます。全体的に男性が多く採用されていますので、管理職などは男性が多いことは否めませんが、ある一定の管理職には女性もいることから、自身次第ではキャリアアップは可能です。

 

また、結婚後、子供を産んでから復職される人が多いのもトレンドマイクロの特徴の一つです。育児休暇に対する社内の受け入れ態勢が整っているため、子供を産んでからも働き続けたいと考えている女性にはうってつけの環境でしょう。

 

トレンドマイクロの転職先としての価値

外資系であるが、日本に本社があるという少し変わった企業文化をもつ企業です。どちらかというと、日本企業のような年功序列型の体質があり、業績も常に安定している側面から、将来的に安定して仕事を続けていきたいと考える人ですと、トレンドマイクロは適している企業と言えます。

 

逆に言えば、自ら切り開いて仕事を開拓していきたいと言ったベンチャー気質の方は少し物足りなさを感じるかもしれません。また、通常の外資のようなイメージでも違うので、外資系を考えている人もベクトルが違うかもしれません。

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、トレンドマイクロへの転職の判断を下すようにしてください。

 

最後に、トレンドマイクロの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。トレンドマイクロ以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。

 

<トレンドマイクロの中途採用求人を扱っている転職会社>