サイボウズの中途採用口コミ情報

サイボウズの中途採用口コミ情報

 

サイボウズは、東京都に本社を置くソフトウェア開発会社で、グループウェア『サイボウズ Office』シリーズなどを手掛けています。

 

2011年よりクラウドサービスの販売を開始し、圧倒的なブランド力、チャンネル力、製品力から『2018年版中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート』グループウェア部門において12年連続シェアNo.1を獲得しています。

 

現在は、『エコシステム戦略』と言われる提携する300社以上のパートナー企業によって、サイボウズ製品の販売や連携ソリューションの開発が進められています。

 

また、グローバル戦略として特に海外に注力する方針を打ち立てており、現段階で、上海、ベトナム、アメリカ、オーストラリア、台湾拠点も開設しています。今後さらに拡大していくことが予想されます。

 

このような背景から、中途に関しても、様々な職種において、募集がかかっています。サイボウズの転職のチャンスは豊富に存在するので、関心がある人は、このタイミングで真剣に検討することをオススメします。

 

サイボウズの中途採用求人の傾向

サイボウズのキャリア採用は、大きく『エンジニア職』、『ビジネス職』、『コーポレートスタッフ』の3つからの募集になり、職種においては多岐に渡ります。ここでは、代表的な職種を挙げています。また、この他の職種においては公式ページにおいて確認するようにしてください。

 

エンジニア職

プロダクトマネージャー
【仕事内容】
顧客訪問やデータ分析、市場調査を通じて、解決すべき問題を発見することや、ビジネスプロダクトマネージャーと協力し、製品コンセプトと要件を起案することなどが業務となります。

 

【必須スキル】
ソフトウェアエンジニアの経験または、システム開発プロジェクトマネジメントの経験のいずれかの経験が必要になります。

 

Webアプリケーションエンジニア(Java)
【仕事内容】
プロダクトマネージャと連携して、製品コンセプトからブレイクダウンした要件に対する機能仕様の検討や、UIエンジニアと連携して、画面仕様の検討などが主な業務となります。

 

【使用している技術スタック】
言語: Java, JavaScript, Sass
データベース: MySQL
バージョン管理: Git etc..

 

※ チームによって使用する技術スタックは異なります。

 

ビジネス職

ソリューション営業
【仕事内容】
販売パートナーに対する自社製品の営業企画業務や、情報共有に関する改善提案を行うコンサルティング営業業務が主な業務となります。

 

【必須スキル】
目標に向かってチームで協力して最後まで取り組めることや、チャレンジすることを恐れず、柔軟な発想で変化を楽しめることとなっています。

 

コーポレートスタッフ

財務経理担当
【仕事内容】
本社の財務経理業務だけでなく、グループ子会社の財務経理が主な業務となります。

 

【必須スキル】
上場企業での経理/会計部門経験3年以上もしくは、監査法人や税理士法人での上場企業対応経験が必要になります。

 

求人情報の入手方法

サイボウズでは、公式サイト内において、キャリア採用ページを開設しており、そちらのページにおいて、現在、募集がかかっている職種の一覧について、確認することが出来ます。
https://cybozu.co.jp/company/job/recruitment/

 

また、中途に関しては、サイボウズは、転職エージェントを利用して、募集をかけることも多いので、こちらも有力な情報源となります。このページの最後に、代表的な転職エージェントをリストアップしておきますので、押さえておくことをオススメします。

 

サイボウズの社員の年収・給与制度について

サイボウズに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

サイボウズの社員年収

  • 営業 24歳 年収400万円
  • 営業 25歳 年収380万円
  • 営業 25歳 年収420万円
  • 営業 26歳 年収470万円
  • 営業 30歳 年収400万円
  • 営業 チーム長 30歳 年収450万円
  • 営業 課長 30歳 年収500万円
  • マーケティング 25歳 年収500万円
  • マーケティング 26歳 年収400万円
  • マーケティング 28歳 年収520万円
  • 技術 25歳 年収460万円
  • 技術 26歳 年収450万円
  • 技術 30歳 年収600万円
  • 技術 30歳 年収820万円

 

サイボウズの給与体制は月給制を採用していますが、市場価値で決まるため、ほぼ年俸制のような形です。賞与は予算達成によって全員に支給されるか、されないかを判断されます。支給があった場合は、基本給の1か月分の支給です。また達成具合によって+αが加わります。

 

個人のノルマ等もなくインセンティブもありませんが、オフィスの快適さや在宅や時短など働きやすさなどの制度面に力を入れており、給与を補うメリットになっているようです。手当は1月5万円を上限として交通費が支給されます。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職までの経歴・実績を踏まえて、給与が設定されますが、交渉次第で数字が変わってくるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望額を伝えて、話し合うようにしてください。

 

ここで引いてしまうと、入社後、後々まで響くことになるので、要注意です。こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。

 

サイボウズの評価制度について

サイボウズ程、評価制度を変えた企業はありません。当初は一人一人の評価から始まりましたが、人員の増加で不可能になり、目標管理方式となる成果主義にかわりました。しかし、これも上司次第ということで廃止になり、その後も幾度となく制度を変更しています。

 

現在、サイボウズの評価制度は『市場評価』によって決まります。これは各個人の給与は、『社外的価値』と『社内的価値』の2つで決まるというもので、『社外的価値』とは転職した場合いくらもらえるかということで、日本企業の給与統計を出して決められます。

 

『社内的価値』とは、社内での信頼が高い人を指し、サイボウズへのコミットと自身のスキルで判断されます。また『抜けられたら困る』という人などはプレミアムが付くような『社内需要』や経験年数などを加味して算出されます。

 

サイボウズの教育制度・成長環境について

サイボウズでは若手であっても、仕事に対して基本的にコンセプトがしっかりしていて説明ができ、覚悟があればやりたいことは何でも出来ます。そのため経験のない仕事でも任せてもらえ、新しい知識をまなぶことが出来ます。

 

仕事に追い立てられるようなことないので、じっくり取り組むことが可能です。また、国内だけではなく北米での展開も進めており、手を挙げれば海外で働くことが可能です。

 

教育面に関しては、基本的には現場でのOJTになります。これはサイボウズの社員自体が若い社員が多く実施中心という現実があります。会社全体で誰にでも話しやすい雰囲気があるため、中途採用でも安心して働けます。また中途採用は、初めから即戦力を求められることもありますから、それなりのスキルは必要です。

 

ワークライフバランスについて

会社として、ワークライフバランスを重視しており、対外的にも発表しています。そのため残業という縛りはあまりなく、自分の裁量で仕事が出来る環境です。その反面、自分をコントロールできる必要があります。

 

他社と比較しても自立を大事にしており、多様性を認められる文化が根付いており、ワーク重視かライフ重視か各自の選択によって決まります。ちなみに月の平均残業時間は23時間程度となっています。

 

休暇の規定は、完全週休2日制、土日祝日、夏季冬季(年間休日121日)、年次有給休暇、職歴加算年休付加制度、リフレッシュ休暇などと決まっていますが、各個人の裁量で決めることが可能です。よって有給休暇などは取りやすく、多くの人が利用しています。年間の有給休暇取得率は69.4%となっています。

 

女性の働きやすさについて

サイボウズでは、男性女性ということで仕事が差別されるということはありません。女性でないとわからない感覚があると思いますが、そういったものを大切にする会社です。キャリア形成に関しても各個人のやる気次第ではキャリアアップも十分可能な環境です。仕事がしたいと思う女性ならば、必ず良い環境が手に入ります。

 

育児支援制度に関しても非常に充実しています。育休も最長6年間という長い期間取得できます。育休からの復帰も人それぞれで、週2日などの戻り方や働き方が不安定な時期は時給計算にしたり、ライフイベントによって仕事を止めずに済むように配慮された制度になっています。社員もまたそれを当たり前に受け入れる風土があります。総じて男性女性全ての人が集中して仕事が出来る環境づくりをしています。

 

サイボウズの転職先としての価値

サイボウズはチームワークを重視する風土で、フラットな組織です。年々人数も増えており、縦割りの感は出てきましたが、他社と比較しても自由度は抜群です。ワークスタイル変革の先進企業というブランドがあるため、このスタイルは長く続くと思われます。

 

仕事も完全に裁量性ですので、各個人での時間配分によって仕事をしなければなりません。良くも悪くも放任主義ですので、自己管理が出来ない人は生き残っていけないでしょう。

 

こうしたサイボウズに向いている人は、個人主義で、自分で仕事を邁進したいという性格の人や経営者感覚を身に付けたいと思っている人が向いているのではないでしょうか?

 

このあたりは、個人の考え方次第となるので、自分自身の価値観と照らしあわせながら、サイボウズへの転職の判断を下すようにしてください。

 

サイボウズの中途採用求人を扱っている転職エージェント

最後に、サイボウズの中途採用求人を扱っている転職エージェントをリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、一度相談してみてください。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職エージェントは、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらうのもオススメです。サイボウズ以上に、魅力を感じる求人が出てきてもおかしくないので、関心があれば、ぜひ他社のことについても、話をしてみてください。