ファンケルの中途採用事情

 

無添加の化粧品、および健康食品界のリーディングカンパニー、株式会社ファンケル。1980年の創業以来、一貫して無添加にこだわった化粧品を提供し続け、他の自然派・無添加メーカーを牽引しています。

 

また、日本人にとって健康食品がまだ高価だった1994年に、高品質で低価格なサプリメントの販売を開始し、健康食品を一気に身近なものにした立役者でもあります。

 

2010年前後に、一度業績が低迷したものの、創業者である池森氏の復帰により行われた、多くの社内改革、研究開発への多額の投資と次世代経営者の育成など、幅広い分野における改革を断行することにより、業績は順調に回復するばかりか、さらに上昇し続けています。

 

このページでは、株式会社ファンケルの中途採用求人の傾向、及び、社員の年収、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

ファンケルの中途採用求人の傾向

ファンケルの中途採用求人は、店舗スタッフ(エリア限定正社員・パート・アルバイト)、コールセンター・事務スタッフ(パート)の職種が主になっています。

 

いずれの職種も、年齢や学歴は不問で、未経験者でも応募可能なため、30~40代の女性が数多く活躍しています。

 

一方、総合職、研究職、生産技術職、販売職といった正社員については、新卒、または第二新卒を対象とする募集が中心になっており、中途採用での募集自体はあるものの、機会は非常に少ないです。

 

これら正社員の応募要件も、院卒・大卒・短大卒・専門卒・高専卒と、ハードルはそれほど高くありません。また、実務経験などについての条件は記載がありませんが、特に技術系の専門職にしては関連する業務経験は必須と考えてください。

 

求人情報の入手方法

ファンケルの公式サイト内には、採用希望者向けの専用ページが用意されており、こちらのページで、募集が行われている中途採用求人の一覧・詳細も確認が可能です。
http://www.fancl.jp/recruit/index.html

 

ただ、前述のようにファンケルの公式サイトで随時募集を行っているのは、店舗とコールセンターのスタッフが中心のため、正社員に関しての求人情報を得られるとは限りません。

 

そのため、ファンケルの求人情報を確実に入手するには、公式サイトをチェックするだけではなく、転職会社にも、あわせて問い合わせることをオススメします。

 

転職会社に求職者登録(会員登録)をしておけば、まれにしかない正社員の求人が発生した時にも、メールなどで通知してもらうことが出来るため、自分でいちいち求人情報をチェックする手間が省けますし、数少ない正社員への応募チャンスを逃さずにすみます。

 

このページの最後に、ファンケルの中途採用求人の取扱実績がある転職会社をリストアップしておきますので、連絡を取ってみてください。

 

ファンケルの社員の年収・給与制度について

ファンケルに勤務する社員の年収ですが、職種別に幾つか事例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 販売員 20歳 年収300万円
  • 販売員 24歳 年収240万円
  • 販売員 28歳 年収300万円
  • 店長 24歳 年収360万円
  • 営業 35歳 年収480万円
  • 営業 リーダー職 32歳 年収610万円
  • 商品企画 25歳 年収470万円
  • 経理 26歳 年収350万円
  • 人事 30歳 年収450万円
  • カスタマーサポート 29歳 年収360万円
  • カスタマーサポート リーダー 53歳 年収640万円
  • 研究開発 30歳 年収420万円

 

ファンケルの社員の平均年齢は約39歳で、平均給与は約550万円です。一般的に見るとそれほど高くはありませんが、同業他社と比べると平均か、やや上のレベルです。

 

正社員の場合、昇給は年1回ありますが、数千円程度のため、昇格しなければ、給与の伸びは小さいです。賞与に関しては、業績連動になっており、年間4~4.5か月分程度が支給されています。

 

コールセンター業務などのパートやアルバイトでも、勤続1年ごとに数十円程度の時給の昇給がありますが、賞与はありません。

 

ファンケルは、残業自体は非常に少ない会社ですが、残業が発生した場合は、残業代がきちんと支払われます。ただ、部署や上司によっては、残業代をつけにくいケースも若干ながらあります。

 

なお、福利厚生に関しては、住宅手当はないものの、契約形態にかかわらず、手厚い補助が受けられます。

 

主なものを上げると、ファンケル製品の社員割引、健康診断、食事手当、子供手当、JTBベネフィット(提携ホテル宿泊費補助、映画料金割引サービス等)などが挙げられます。正社員の場合は、さらに従業員寮、積立貯蓄、社員持ち株会制度、退職金制度などもあります。

 

また、本社、およびコールセンターのある飯島社屋で利用できる、有名管理栄養士がメニューを監修したランチを、1食350円で食べられる社員食堂は、社員から好評を得ています。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用で入社する場合、前職の給与や経歴、業務実績などをもとに、あらたな給与が決められることになりますが、実はこの金額は交渉次第で変わってくるものです。

 

そのため、会社から提示された金額に納得できなければ、その金額を鵜呑みにしたり、安易に妥協したりせずに、しっかりと交渉するようにしてください。

 

もし、こういった金銭交渉は苦手、ということであれば、前述した転職会社に交渉の代行を依頼してください。彼らは転職のプロであり、この手の交渉に慣れているので、上手にあなたの実績や能力をアピールしてくれます。

 

交渉を依頼した結果、条件アップすることに成功するケースが少なくないので、交渉下手な人が、無理に自分で何とかしようとするよりも、最初から転職会社に任せてしまったほうが賢明です。

 

ファンケルの評価制度について

ファンケルでは、目標管理制度を用いた評価を行っており、期初に設定した目標に対し、半期ごとに上司との面談で進捗とその達成度合いをチェックし、期末に最終評価を行います。

 

ただ、正社員の場合、最終的に各部署長などで構成される評価委員会で、相対評価に調整されるため、必ずしも成果が評価に直結するとは限りません。また、1ランク上の階級へは、毎年数人しか昇格できないため、昇格スピードは遅めです。

 

なお、昇格については、新卒で入社したプロパー社員の場合は30歳前後、中途入社の場合では、社歴が10年以上で昇格の対象になるようなイメージで、プロパー社員がやや優先される傾向があります。

 

一方、店舗スタッフの場合、個人ごとの売上ノルマはなく、お客様に再度来店してもらうことが目標とされていますが、店舗全体での売り上げが個人の評価にもつながっています。

 

また、店舗スタッフは、昇級試験のようなイメージで、年1回の知識をチェックするテストと業務状況のチェックが行われており、その評価が職責ランクと給与に反映する形になっています。

 

ファンケルにおける成長環境について

ファンケルは社員教育に力を入れており、入社研修として、正社員は約6か月間、販売スタッフやコールセンタースタッフでも約3か月間に渡る手厚い研修を行っています。

 

現場に配属された後も、キャリアクラスに応じた研修や社内資格を取るための研修、ファンケル独自の自己ビジョン形成のための研修など、自己研さんのためのサポートプログラムが、豊富に用意されています。

 

また、資格取得の助成として、販売スタッフの場合、日本化粧品検定などの、美容や健康に関する公的資格の教材費や受験費用などの実費を会社が負担してくれる制度もあります。

 

実務においても、ファンケルは、品質を非常に重視している企業のため、現場や顧客の声に常に耳を傾けてくれ、店舗スタッフの提案であっても、筋が通っていれば積極的に施策を実施させてもらえるなど、風通しのよい社風のなか、自分を高めていくことができます。

 

ワークライフバランスについて

ファンケルは、ワークライフバランスを非常に重視しており、一部の業務量が多い部署を除き、本社勤務の社員から店舗スタッフまで、ほとんどの部署で残業はほぼ発生しません。

 

本社業務で、万が一、休日出勤が発生するような事態が起きた時にも、外注に委託することで対処するなど、社員の負担が増えないように調整してくれます。

 

また、店舗以外では、月・水・金と週に3日もノー残業デーとしているほか、リフレッシュ休暇の導入や有休取得の推進などを積極的に行うなど、徹底しています。

 

なお、店舗の場合は、シフト制になっているため、長期休暇などは取りにくいなど、本社勤務に比べると自由度は下がるものの、繁忙店ではない限り、ほぼ定時に終業することができるため、プライベートの時間は確保しやすいです。

 

女性の働きやすさについて

ファンケルは、社員の女性比率が非常に高く、役員や管理職にも女性社員が多く在籍しています。中には子育てしながら、管理職になっている人もいるため、キャリア面で女性が不利になるようなこともありません。

 

化粧品、健康食品が主力商品であるうえ、雑貨や肌着など、女性の関心の高い商品を中心に取り扱っているため、商品開発に関わる人以外でも、自由に意見を言える風通しのいい社風でもあります。

 

また、子育て支援に関しても、産休・育休の取得は当たり前といった雰囲気で、育休からの復帰率も100%と、驚くほど高いです。もちろん、復帰後も元の部署やポジションに戻ることができるため、安心して産休に入ることができます。

 

さらに、時短勤務可能な期間が長いことや、年間8日の看護休暇、子供の学校行事に参加するといった理由があれば、月2回まで在宅勤務を選択することが可能な点、18歳以下の子供1人につき月1万円が支給される「よいこ手当」があるなど、子育て支援の制度は非常に充実しており、女性にとってはある種、理想的な職場と言えるでしょう。

 

ファンケルの転職先としての価値

ここまで、ファンケルの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、業績が好調に推移しているので、同業種の会社と比較すると、給与は高いですし、賞与も増えています。

 

また、ファンケルは福利厚生が充実しており、ここは、少しぐらい業績が悪化しても、変わらず維持されるので、待遇面については、良好と言える部類に入ります。

 

女性が活躍出来る会社ですし、子育てをしながらでも、働ける環境でもあるので、そういった意味では、特に、女性にオススメの職場と言えます。

 

一方、マイナス点を挙げるとすれば、昇進の機会については、チャンスが少ないうえ、年功序列的な要素もあり、かつ、プロパー社員のほうが有利なので、中途で入ると、昇進のペースは遅くなると考えたほうがいいです。

 

今は、どの会社も、優秀な社員を引き上げることはしているので、努力次第で、どうにかなるという部分もありますが、ファンケルの場合、勤務年数を重視するので、よほどのことがない限り、短期間での昇進というのは難しいです。

 

最低10年ぐらいはいないと、上級職への昇進のチャンスは巡ってこないので、その前提で考えるようにしてください。

 

また、この部分とも絡みますが、ファンケルは、短期間で大幅に給与が上がるということも、まずありません。

 

毎年、一定の上積みがあるので、今のご時世としては、それだけでも、十分にスゴいと言えますが、外資のように、数十万、数百万といった単位でアップするということはないので、そういった環境を望む人には、ファンケルは不向きです。

 

ただし、『毎年、給与が上がるだけでも有り難い』という人もいると思いますし、恐らく、そういった人だと、野心的に収入を伸ばすよりも、安定して給与を得られればいいというタイプだと思いますが、そういった人には、ファンケルはオススメです。

 

経営が良好な会社なので、給与が減るような心配とは無縁ですし、仕事において、変なプレッシャーを受けることもないので、楽しく働けます。自分の意見を採り上げてくれる会社なので、やり甲斐という点でも十分です。

 

そのうえ、残業は少ないですし、かつ、休みをしっかり取れるので、充実したプライベートを送ることが出来ます。

 

でも、高収入が第一という人にとっては、これらのメリットも、メリットではなくなってしまうので、こう考えると、ファンケルの転職先としての価値というのは、人によって大きく異なると言えます。

 

そのため、自分にとって満足がいく会社なのか、自分自身の価値観と照らしあわせながら、判断を下すようにしてください。

 

下記に、ファンケルの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、社内事情を把握しているので、このあたりの判断に迷うことがあれば、相談してみるのもアリです。プロの視点で、アドバイスしてくれるので、参考になるはずです。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を押さえています。ファンケル以上に、魅力を感じる会社を紹介してもらえるかもしれないので、興味があるようでしたら、ぜひ、他社のことについても、話を聞いてみてください。

 

(特に、収入が最重要という人だと、ファンケルとは違う会社のほうが、満足する可能性が高いので、確認してみたほうがいいでしょう。)

 

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